絵画芸術論

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『絵画論:その古代性と偉大』
Arte de la Pintura: su antigüedad y grandezas
初版の表紙
初版の表紙
著者 フランシスコ・パチェーコ
発行日 1649年[1]
発行元 シモン・ファハルド[2]
スペイン
言語 スペイン語
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絵画芸術論』(かいがげいじゅつろん、原題:Arte de la Pintura)は、フランシスコ・パチェーコによって記された美術書。1638年に『絵画論:その古代性と偉大』として脱稿され[3]、パチェーコの没後1649年に出版された。内容はミケランジェロを賛美しつつ、宗教面においては保守的なものとなっている。初版以降、何度も再版され出版され、今日のスペイン美術研究における重要な資料となっている。スペイン人画家による最初の芸術書でもある[4][注釈 1]

内容[編集]

本作はラファエロ・サンティバルダッサーレ・カスティリオーネに書いた手紙を引用し、美の追求の普及に影響を及ぼした[6]

書誌情報[編集]

参考資料[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 厳密に言えばパチェーコはこれ以前に『絵画論』(原題:Libro de los retratos)を執筆したが、本作がホセ・マリア・アセンシオ英語版によって出版されたのは1884年のことである[5]

出典[編集]

  1. ^ 末吉雄二 『世界美術大事典』3(しーてえ)巻 小学館1989年6月、222頁。ISBN 4096993131NCID BN0281720X 
  2. ^ Francisco Pacheco, Arte de la Pintura, Ediciones Cátedra, 2009 (3° edizione)”. Letteratura artistica Cross-cultural Studies in Art History Sources (2013年11月24日). 2016年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月2日閲覧。
  3. ^ Museo del Prado; 国立西洋美術館; 木下亮; 渡邉晋輔他 『プラド美術館展: スペイン王室コレクションの美と栄光』 読売新聞社2002年、241頁。ISBN 4906536204NCID BA56528248 
  4. ^ 貫井一美「バルデス・レアル作 ≪虚無のアレゴリー≫ ≪救済のアレゴリー≫ ―ヴァニタス画に描かれた「本」の持つ意味―」、『清泉女子大学キリスト教文化研究所年報』第23巻、清泉女子大学、東京、2015年、 44頁、 NAID 1200056469462016年10月2日閲覧。
  5. ^ Mannerism: Francisco Pacheco”. Spanish Painting from XIV to XVIII Centuries. Spanish Arts (2011年). 2016年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月2日閲覧。
  6. ^ 岡本源太「ジョルダーノ・ブルーノにおける芸術と創造 - ゼウクシスの描くヘレネの肖像の変貌」、『あいだ/生成』第1巻、あいだ哲学会、京都、2011年3月25日、 14頁、2016年10月2日閲覧。

外部リンク[編集]