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紛争フリーダイヤモンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

紛争フリーダイヤモンド(英語:Conflict-free diamonds)は、暴力人権侵害児童労働または環境破壊を通さずに取得したと、その起源を認証されたダイヤモンドのことを言う。

概要

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紛争フリーダイヤモンドは、採掘・カット・研磨において、倫理的行動 (ethical practicesが実践されているかを文書で確認する、完全なCoC (chain of custody認証を通して個別に追跡される[1]

紛争ダイヤモンドは、国連定義では「合法的で、国際的に認められた政府に反対する軍や派閥が管理する地域を起源とするダイヤモンドで、それらの政府に反抗、または国連安保理の決定に反する軍事行動を財政的に支えているもの」とされている。国連は、この狭義の紛争ダイヤモンドに対処するキンバリー・プロセス (Kimberley Process Certification Schemeの保証人となっている。この定義には、政府や政府軍が、ダイヤモンド取引を財務的に紛争解決に使用することについては含まれていない。

紛争フリーダイヤモンドは、国連の定義以上を対象とし、認可されたものか、反政府のものであるかに関わらず、すべての暴力人権侵害に関係がない[1]。 加えて、紛争フリーダイヤモンドは、環境的に責任のある方法で採掘されている[2]。紛争フリーダイヤモンドは、起源となる鉱山やその国から独立して追跡しているとされている。ほとんどすべての紛争フリーダイヤモンドは、カナダを起源とし[3]カナダ・ダイヤモンド行動規範[4]カナダマーク[5]など、独立した監査システムを通して証明している。

関連項目

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出典

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  1. ^ a b 紛争フリーダイヤモンドって何? 原文:What Is A Conflict-Free Diamond? 紛争フリーダイヤモンドカウンシル(The Conflict-Free Diamond Council) 2006年12月26日閲覧
  2. ^ 法律違反でないダイヤモンドのお買い物 Shopping for the Guilt-Free Diamond, ビジネスウィーク (BusinessWeek, 2006年10月. 2007年1月14日サイト閲覧
  3. ^ DeBare, Ilana. カナダの宝石が、購入者を紛争から開放する-それを買うことがアフリカを助けるのか、傷つけるのか? Canadian gems leave buyers conflicted - Does buying them help or hurt Africa?, サンフランシスコ・クロニクル 2006年12月10日 2006年12月26日閲覧
  4. ^ Voluntary Code of Conduct for Authenticating Canadian Diamond Claims, The Canadian Diamond Code of Conduct. Accessed online December 26, 2006
  5. ^ カナダマークとは? What is CanadaMark?, BHPグループ 2006年12月26日閲覧

外部リンク

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