第5次沖縄抗争
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第5次沖縄抗争(だい5じおきなわこうそう)は、1983年に沖縄県で起きた、旭琉会対山口組系「上原組」の抗争事件。
前史
[編集]第4次沖縄抗争の結果、旭琉会は山口組との友好関係を構築することに成功した。会長の多和田真山はこれを機に組織改革を実施したが、この改革に対する不満が根強く、1982年10月9日に射殺された。
概要
[編集]前回の抗争で旭琉会の攻撃を受けていた上原組は、多和田会長射殺を機に対旭琉会工作を活発化させたが、旭琉会の新和一家は上原組に対し警告を発していた。
1983年4月に新和一家総長殺人未遂事件が発生し、第5次抗争が勃発した。
警察の迅速な対応と、旭琉会側の自重により、今回の抗争は1ヶ月余りで終結した。
参考文献
[編集]- 沖縄県警察史編さん委員会編『沖縄県警察史 第3巻(昭和後編)』2002年
- 洋泉社編『沖縄ヤクザ50年戦争』ISBN 4896918282