県内在住ステッカー

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県内在住ステッカー(けんないざいじゅうステッカー)とは、県内に在住している人が県外ナンバーの自動車に乗る場合に、車体に貼るステッカーのことである。

概要[編集]

新型コロナウイルスの流行により、都道府県をまたいだ移動の自粛が呼び掛けられている中、自分が県内在住であることを知らせるために県外ナンバーの自動車の車体に貼るステッカーである[1]。これを貼ることで、特に緊急事態宣言の発令後に発生している県外ナンバー車へのトラブルの対策となる[2]が、却ってこのステッカーが県外ナンバー差別を助長するのではないかという意見も一方である[3]

佐賀県佐賀市に本社を置く企業が開発した[4]

脚注[編集]

  1. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2020年5月20日). “「県内在住」ステッカー好評 でもナンバー登録変更の手続きを 長野”. 産経ニュース. 2020年10月5日閲覧。
  2. ^ 「県外ナンバー狩り」と自衛の「在住者です」ステッカー 発売相次ぐが...”. J-CAST ニュース (2020年5月8日). 2020年10月5日閲覧。
  3. ^ “県外車に「在住確認」交付、山形 差別助長と指摘も”. 東京新聞. (2020年5月14日). オリジナルの2020年5月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200519194002/https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020051401001326.html 2020年5月15日閲覧。 
  4. ^ 県外ナンバーでも貼って安心 「○○県在住」ステッカーを受注生産”. 西日本新聞ニュース. 2020年10月5日閲覧。

関連項目[編集]