目良漁港

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目良漁港(めらぎょこう)は和歌山県田辺市元町にある第1種漁港である[1]

概要[編集]

  • 所在地 - 和歌山県田辺市元町[1]
  • 管理者 - 田辺市[1]
  • 漁業協同組合 - 和歌山南[1]
  • 漁港番号 - 3310400[2]
  • 漁船 - 13隻(令和2年12月31日時点)[3]

沿革[編集]

和歌山県は明治35年(1902年)に和歌山県漁業取締規則を発布し、漁業組合の設置を奨励した。これを受けて目良浦では明治36年(1903年)4月13日に目良浦漁業組合が設立された[4]。田辺湾の各浦ではこのころ養殖漁業が盛んであり、目良ではイセエビの養殖が特筆された[5]

昭和27年(1952年)5月28日、第1種漁港に指定された[2]

昭和39年(1964年)、芳養、目良、江川、戎の4漁業協同組合が合併して、「田辺漁業協同組合」が設立された[6]。この田辺漁業協同組合は平成19年(2007年)4月1日に湊浦、白浜、日置、すさみの漁協と合併し、新たに「和歌山南漁業協同組合」が発足した[7]。このため目良漁港は現在、和歌山南漁業協同組合に属している。

主な魚種[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

参考文献[編集]

  • 田辺市史編さん委員会 編『田辺市史第三巻 通史編III』田辺市、2003年。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • 水産庁ホームページ 2024年3月閲覧