王子村 (鳥取県)

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おうじそん
王子村
廃止日 1912年2月1日
廃止理由 新設合併
王子村古豊千村八幡村春日村
現在の自治体 米子市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陰地方
都道府県 鳥取県
西伯郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 1,009
(『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』155頁、1902年)
隣接自治体 古豊千村、県村大幡村五千石村、八幡村
王子村役場
所在地 鳥取県西伯郡王子村大字上新印村
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王子村(おうじそん[1][2])は、鳥取県西伯郡にあった。現在の米子市の一部にあたる。

地理[編集]

日野川の下流右岸に位置していた[2]

  • 河川:佐陀川[3]

歴史[編集]

  • 1889年(明治22年)10月1日、町村制の施行により、会見郡下新印村、赤井手村、一部村、上新印村が合併して村制施行し、王子村が発足[1][2]。旧村名を継承した下新印村、赤井手村、一部村、上新印村の4大字を編成[2]
  • 1896年(明治29年)4月1日、郡の統合により西伯郡に所属[2]
  • 1898年(明治31年)赤痢が大流行し死者10数名を出した[2]
  • 1912年(明治45年)2月1日、西伯郡古豊千村、八幡村と合併し春日村を新設して廃止された[1][2]。合併後、春日村大字下新印村・赤井手村・一部村・上新印村となる[2]

地名の由来[編集]

王子権現にちなむ[2]

産業[編集]

  • 農業、家内工業、商業[2]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』111頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j 『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』155頁。
  3. ^ 「赤井手〈米子市〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』60頁。

参考文献[編集]

関連項目[編集]