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'''シャインプルーフの原理'''('''―げんり''', '''Scheimpflug principle''')は[[オーストリア]]の[[テオドル・シャインプルーフ]]が発見した[[原理]]で、[[平面]]の'''[[フィルム]]面'''と'''[[レンズ]]面'''がある一つの軸で交わるとき[[焦点]]が合う面もまた同じ軸で交わるというものである。 |
'''シャインプルーフの原理'''('''―げんり''', '''Scheimpflug principle''')は[[オーストリア]]の[[テオドル・シャインプルーフ]]が発見した[[原理]]で、[[平面]]の'''[[写真フィルム|フィルム]]面'''と'''[[レンズ]]面'''がある一つの軸で交わるとき[[焦点]]が合う面もまた同じ軸で交わるというものである。 |
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'''シャインプルーフの原理'''は[[シャインプルーフカメラ]]に利用されている原理で、[[写真]]技術の一つとして利用されている。 |
'''シャインプルーフの原理'''は[[シャインプルーフカメラ]]に利用されている原理で、[[写真]]技術の一つとして利用されている。フィルム面とレンズ面 (レンズの中心を通り[[光軸]]に[[垂直]]な平面、lens plane)は通常の[[写真機]]では[[平行]]に取り付けられており、フィルム面とレンズ面が交わることはない。この場合、焦点面もまた平行になる。このため、写真機の焦点は写真機から一定の距離の平面に結ぶ。 |
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しかし、フィルム面とレンズ面を平行ではない配置にすると焦点面は平行ではなくなる。このとき、フィルム面、レンズ面そして焦点面が1軸で交わるというのが'''シャインプルーフの原理'''である。焦点面がレンズ面と平行でないため、シャインプルーフカメラは近距離にあるものと遠距離にあるものに同時に焦点を合わせることができる。 |
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*[[テレセントリック光学系]] |
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2006年11月7日 (火) 14:18時点における版
物理学 |
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シャインプルーフの原理(―げんり, Scheimpflug principle)はオーストリアのテオドル・シャインプルーフが発見した原理で、平面のフィルム面とレンズ面がある一つの軸で交わるとき焦点が合う面もまた同じ軸で交わるというものである。
定義
シャインプルーフの原理はシャインプルーフカメラに利用されている原理で、写真技術の一つとして利用されている。フィルム面とレンズ面 (レンズの中心を通り光軸に垂直な平面、lens plane)は通常の写真機では平行に取り付けられており、フィルム面とレンズ面が交わることはない。この場合、焦点面もまた平行になる。このため、写真機の焦点は写真機から一定の距離の平面に結ぶ。
しかし、フィルム面とレンズ面を平行ではない配置にすると焦点面は平行ではなくなる。このとき、フィルム面、レンズ面そして焦点面が1軸で交わるというのがシャインプルーフの原理である。焦点面がレンズ面と平行でないため、シャインプルーフカメラは近距離にあるものと遠距離にあるものに同時に焦点を合わせることができる。