「城壁都市バクー、シルヴァンシャー宮殿、及び乙女の塔」の版間の差分
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2004年9月29日 (水) 14:21時点における版
世界遺産
The World Heritage
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登録名 | 城壁都市バクー、シルヴァンシャー宮殿、及び乙女の塔 |
(英名) | Walled City of Baku with the Shirvanshah's Palace and Maiden Tower |
(仏名) | Cité fortifiée de Bakou avec le palais des Chahs de Chirvan et la tour de la Vierge |
登録国 | アゼルバイジャン |
登録区分 | 文化遺産 |
登録基準 | 文化遺産(iv) |
登録年 | 2000年 |
拡張年 | なし |
備考 | 2003年危機遺産に登録 |
公式サイト | ユネスコ本部(英語) |
地図 | |
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城壁都市バクー、シルヴァンシャー宮殿、及び乙女の塔はアゼルバイジャンにあるユネスコの世界遺産(文化遺産)であり、国内唯一の世界遺産である。
概要
バクーおよびアゼルバイジャンの歴史も参照のこと。
この世界遺産の中心となるバクーの街は5世紀頃からあったとされるが、その存在が確認されるのは10世紀以降である。1538年まではシルヴァン王朝の首都としていたが、シャファヴィー朝の支配を受け、後の1585年オットーマン・スルタン・ムラト3世がこの地域を制圧。時代は下り、1723年にはロシアの支配下に入った。この幾多の他民族の支配を受けたことによりバクーは、アゼルバイジャン独自の文化はもとより、アラブ、ペルシャ、ロシアの影響や、拝火教などの文化が共存する独自の景観を持つようになった。
登録基準
この世界遺産は、文化遺産の世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。
- (iv) 人類の歴史上重要な時代を例証する、ある形式の建造物、建築物群、技術の集積、または景観の顕著な例。
これに対して、ICOMOSは以下の旨のコメントをつけた。
- バクー城内は拝火教、ササン朝、アラブ、ペルシャ、シルヴァン王朝、オットーマン、ロシアの文化の影響を受けた歴史的な都市景観と建築の顕著な例である。
登録された史跡の一覧
- バクー城壁(イチェリ・シェヘル)内
- メフメト・マスジド
<--**12世紀のメドレス
- 15世紀ハジ・ガイブ・ハンマンのメドレス-->
- 2つの拝火教寺院
- 2階建てのカスムベク隊商宿
- カスムベク・モスク
- ブカーラ隊商宿
- ムルタニ隊商宿
- 遺棄船
- シルヴァン・シャー宮殿
- シルヴァン・シャーの霊廟
- 王宮占星術師セイド・ヤヒャ・バクヴィの霊廟
- ケイグバド・モスク
- 三重のテラス
- 乙女のミナレット
- ツァーリ時代の保護区域