「桂桂寿」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
箇条書きは推奨されないため修正。無出典のためテンプレート貼付。cat追加。
1行目: 1行目:
{{出典の明記|date=2020-07}}
{{落語家
{{落語家
| 芸名 = [[桂文治|江戸4代目 {{ruby|桂|かつら}} {{ruby|文治|ぶんじ}}]]<br>{{ruby|桂|かつら}} {{ruby|桂寿|けいじゅ}}
| 芸名 = [[桂文治|江戸4代目 {{ruby|桂|かつら}} {{ruby|文治|ぶんじ}}]]<br>{{ruby|桂|かつら}} {{ruby|桂寿|けいじゅ}}
28行目: 29行目:
| 備考 =
| 備考 =
}}
}}
'''江戸4代目 文治'''([[文政]]2年([[1819年]])(逆算) - [[慶応]]3年[[6月26日 (旧暦)|6月26日]]([[1867年]][[7月27日]]))は、本名: '''渡邊 平三郎'''。享年49
'''桂 桂寿'''(かつら けいじゅ、[[文政]]2年([[1819年]])(逆算) - [[慶応]]3年[[6月26日 (旧暦)|6月26日]]([[1867年]][[7月27日]]))は、[[江戸時代]]後期の[[落語家]]。本名: '''渡邊 平三郎'''。江戸の4代目[[桂文治]]であった

==経歴==
==経歴==
*父は[[徳川将軍]]家伊賀組鉄砲組の渡邊平五郎で、その三男に生まれる。
父は[[徳川将軍]]家伊賀組鉄砲組の渡邊平五郎で、その三男に生まれる。兄に音曲師の[[都川歌丸]]がいた

*音曲師の[[都川歌丸]]は実の兄。
*[[1837年]]7月、[[浮かれ節]]・[[胡弓]]・虫の音の名人といわれた[[司馬齋次郎]]の門下に入り、[[桂才賀|司馬才賀]]の名で噺家となる。
[[1837年]]7月、[[浮かれ節]]・[[胡弓]]・虫の音の名人といわれた[[司馬齋次郎]]の門下に入り、[[桂才賀|司馬才賀]]の名で噺家となる。

*[[1841年]]、[[桂文楽 (初代)|江戸3代目桂文治]]の養子となり、4代目を襲名。
*[[1861年]]初席にて江戸3代目文治門下の2代目[[桂文楽]]に[[桂文治 (5)|5代目]]を譲り、自らは2世桂大和大掾に改名。
[[1841年]][[桂文楽 (代)|江戸3代目桂文治]]の養子となり、4代目を襲名。

*晩年には桂桂寿を名乗ったとされる。
[[1861年]]初席にて江戸3代目文治門下の2代目[[桂文楽]]に[[桂文治 (5代目)|5代目]]を譲り、自らは2世桂大和大掾に改名。晩年には桂桂寿を名乗ったとされる。

==人物==
==人物==
芝居噺や人情噺を得意とした。
芝居噺や人情噺を得意とした。
58行目: 62行目:
{{デフォルトソート:かつら けいしゆ}}
{{デフォルトソート:かつら けいしゆ}}
[[Category:桂派|けいしゆ]]
[[Category:桂派|けいしゆ]]
[[Category:江戸時代の落語家]]
[[Category:1867年没]]
[[Category:1867年没]]
[[Category:生年不明]]
[[Category:生年不明]]

2020年7月8日 (水) 15:18時点における版

江戸4代目 かつら 文治ぶんじ
かつら 桂寿けいじゅ
江戸4代目 桂(かつら) 文治(ぶんじ) 桂(かつら) 桂寿(けいじゅ)
結三柏は、桂文治一門の定紋である。
本名 渡邊 平三郎
生年月日 1819年
没年月日 1868年7月27日
師匠 司馬齋次郎
江戸3代目桂文治
名跡 1.司馬才賀(1837年 - 1841年)
2.4代目桂文治(1841年 - 1861年)
3.2世桂大和大掾(1861年 - 1868年)
4.桂桂寿(1868年)
活動期間 1837年 - 1868年
家族 6代目文治(長男)
4代目桂文之助(次男)
江戸3代目桂文治(義父)
都川歌丸(実兄)

桂 桂寿(かつら けいじゅ、文政2年(1819年)(逆算) - 慶応3年6月26日1867年7月27日))は、江戸時代後期の落語家。本名: 渡邊 平三郎。江戸の4代目桂文治であった。

経歴

父は徳川将軍家伊賀組鉄砲組の渡邊平五郎で、その三男に生まれる。兄に音曲師の都川歌丸がいた。

1837年7月、浮かれ節胡弓・虫の音の名人といわれた司馬齋次郎の門下に入り、司馬才賀の名で噺家となる。

1841年江戸3代目桂文治の養子となり、4代目を襲名。

1861年初席にて江戸3代目文治門下の2代目桂文楽5代目を譲り、自らは2世桂大和大掾に改名。晩年には桂桂寿を名乗ったとされる。

人物

芝居噺や人情噺を得意とした。

弟子

家族

脚注

注釈

出典