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偏差は母集団内の要素1つ1つに対して定まるものであり、全体の[[分布]]に関する数値である[[標準偏差]]とは異なる(標準偏差は全要素の偏差より算出される)。 |
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基準値と測定値の差の絶対値の平均値。通常は,基準値として算術平均を用いる{{sfn|JIS Z 8101-1 : 1999|loc=2.18 平均偏差}}。偏差の統計量。 |
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==[[標準偏差]] == |
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全要素の偏差より算出する全体の[[分布]]に関する数値である。偏差の一部ではない。 |
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== 脚注 == |
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== 参考文献 == |
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* {{Cite book|和書|author=西岡康夫|year=2013|title=数学チュートリアル やさしく語る 確率統計|publisher=[[オーム社]]|isbn=9784274214073}|ref={{sfnref|西岡}}}} |
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* {{Cite book|和書|author=[[日本数学会]]|year=2007|title=数学辞典|publisher=[[岩波書店]]|isbn=9784000803090}} |
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* {{citation |year=1999 | title=JIS Z 8101-1:1999 統計 − 用語と記号 − 第1部:確率及び一般統計用語 | publisher=[[日本規格協会]] | publisherlink=kikakurui.com | url=http://kikakurui.com/z8/Z8101-1-1999-01.html | ref={{sfnref|JIS Z 8101-1 : 1999}}}} |
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* {{Cite book|和書|author=[[伏見康治]]|year=1942|title=[[確率論及統計論]]|publisher=[[河出書房]]|isbn=9784874720127|url= http://ebsa.ism.ac.jp/ebooks/ebook/204}| ref={{sfnref|伏見}}}} |
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== 関連項目 == |
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* [[統計]] |
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**[[標準偏差]] |
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において使用する周波数帯ごとに許容範囲が決められている。 |
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2016年4月24日 (日) 10:23時点における版
偏差(へんさ)とは、ある母集団に属する数値と、母集団の平均値との差。 偏差は母集団内の要素1つ1つに対して定まるものである。 偏差は単純に引き算した結果であり母集団によってその大小が左右される。この変動を打ち消して、その要素が母集団の中ではどのくらい平均からずれているかの度合いを出したものが偏差値である。
無線工学で使用する場合は、無線局ごとに割り当てた送信周波数と空中線から実際に放射される周波数のずれを指す。電波法において使用する周波数帯ごとに許容範囲が決めている。
平均偏差
基準値と測定値の差の絶対値の平均値。通常は,基準値として算術平均を用いる[1]。偏差の統計量。
標準偏差
全要素の偏差より算出する全体の分布に関する数値である。偏差の一部ではない。
脚注
- ^ JIS Z 8101-1 : 1999, 2.18 平均偏差.
参考文献
- 西岡康夫『数学チュートリアル やさしく語る 確率統計』オーム社、2013年。ISBN [[特別:文献資料/9784274214073%7D |9784274214073}]]{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。。
- 日本数学会『数学辞典』岩波書店、2007年。ISBN 9784000803090。
- JIS Z 8101-1:1999 統計 − 用語と記号 − 第1部:確率及び一般統計用語, 日本規格協会, (1999)
- 伏見康治『確率論及統計論』河出書房、1942年。ISBN 9784874720127 。