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'''チャクラム'''(チャクラ)は古代[[インド]]で用いられた[[投擲]][[武器]]の一種。日本では'''戦輪'''、'''飛輪'''や、'''円月輪'''とも呼ばれ忍者が使用した。真ん中に穴のあいた金属製の円盤の外側に刃が付けられており、その直径は12-30cm程。投擲武器としては珍しく斬ることを目的としている。
'''チャクラム'''(チャクラ)は古代[[インド]]で用いられた[[投擲]][[武器]]の一種。日本では'''戦輪'''、'''飛輪'''や、'''円月輪'''とも呼ばれ忍者が使用した。真ん中に穴のあいた金属製の円盤の外側に刃が付けられており、その直径は12-30cm程。投擲武器としては珍しく斬ることを目的としている。

2014年9月25日 (木) 18:13時点における版

チャクラムを持つシク教徒(1844年画)
チャクラム

チャクラム(チャクラ)は古代インドで用いられた投擲武器の一種。日本では戦輪飛輪や、円月輪とも呼ばれ忍者が使用した。真ん中に穴のあいた金属製の円盤の外側に刃が付けられており、その直径は12-30cm程。投擲武器としては珍しく斬ることを目的としている。

投げ方は二通りあり、円盤の中央に指をいれて回しながら投擲する方法と、円盤を指で挟み投擲する方法がある。

ヒンドゥー教であるヴィシュヌも右腕にこの円盤をもつとされている。

ちなみにチャクラ(cakra चक्र)はサンスクリットで「輪」を意味する中性名詞語幹。チャクラム(cakram चक्रम्)は、その単数主格にあたる。

参考資料