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*古代においては、「くすり」といえば、もっぱら'''[[生薬]]'''(草根木皮あるいは動物・鉱物)のことを指した<ref>{{Cite book|和書|author=[[清水藤太郎]]|title=日本薬学史|origyear=1949|edition=1971年復刻|year=1971 |
*古代においては、「くすり」といえば、もっぱら'''[[生薬]]'''(草根木皮あるいは動物・鉱物)のことを指した<ref>{{Cite book|和書|author=[[清水藤太郎]]|title=日本薬学史|origyear=1949|edition=1971年復刻|year=1971|publisher=南山堂|pages=p.p.2-4}}</ref>。古代ギリシャでも、古代中国でも植物が薬の基本で([[薬用植物]])、それに加えて動物・鉱物も用いられていたのである。 |
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* 日本で[[伝統中国医学]]を継承したものが[[漢方医学]]として発展すると、薬は'''[[漢方薬]]'''をも指すようになった。 |
* 日本で[[伝統中国医学]]を継承したものが[[漢方医学]]として発展すると、薬は'''[[漢方薬]]'''をも指すようになった。 |
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* 西洋では19世紀ころから[[薬用植物]]から有効成分を抽出したものに加えて、化学的に合成した化学薬品もさかんに用いるようになった。 |
* 西洋では19世紀ころから[[薬用植物]]から有効成分を抽出したものに加えて、化学的に合成した化学薬品もさかんに用いるようになった。 |
2012年5月5日 (土) 13:19時点における版
くすり
- 人にもちいる薬
- 古代においては、「くすり」といえば、もっぱら生薬(草根木皮あるいは動物・鉱物)のことを指した[1]。古代ギリシャでも、古代中国でも植物が薬の基本で(薬用植物)、それに加えて動物・鉱物も用いられていたのである。
- 日本で伝統中国医学を継承したものが漢方医学として発展すると、薬は漢方薬をも指すようになった。
- 西洋では19世紀ころから薬用植物から有効成分を抽出したものに加えて、化学的に合成した化学薬品もさかんに用いるようになった。
- 日本では明治政府が政策的に西洋医学を主流と位置付けたものの、両者は併存しており、「薬」と言えば、従来の漢方薬と化学薬品の両方を指しうる。中国でも、中医学と西洋医学が並立しており両方を指しうる。
上記の、人のため、医療のために用いる薬は近年の学術用語などでは医薬品と呼ばれている(→詳細は医薬品を参照のこと。)
- 人以外に用いるもの
ヤク
らく
薬(らく)は、京都の陶芸、楽焼(らくやき)または楽家の略。[要出典]