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*岩松誠志 監修, 『ベストカクテル』, 大泉書店, 2000. |
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*日本バーテンダー協会 編著, 『ザ・カクテルブック』, 柴田書店, 1999. |
*日本バーテンダー協会 編著, 『ザ・カクテルブック』, 柴田書店, 1999. |
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*吉田芳二郎 著, 『洋酒入門』, 保育社, 1968. |
*吉田芳二郎 著, 『洋酒入門』, [[保育社]], 1968. |
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[[category:アルコール飲料|ひたーず]] |
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2005年11月23日 (水) 01:22時点における版
ビターズ(bitters)は、薬草・香草・樹皮・香辛料など数種類を酒に付け込んで作成する、苦味の強いアルコール飲料。苦味酒・苦味剤ともよばれる。昔は胃薬などとして使われていたが、現在では主にカクテルに苦味をつけたり、香りや色を良くしたりする目的で使用される。
イギリスの有名なエールの1種、「ビター」とはまったく別のものである。
ビターズの製法はブランドによって様々であり、またその詳しい製法は秘伝とされている場合が多い。したがって、詳しい原材料については不明であり、資料によっては記述が異なることもある。
ビターズは通常ごく少量のみ使われるため、ビターズ・ボトル(bitters bottle)という専用容器に入れておくことが多い。ビターズ・ボトルはひと振りすると中身が1ダッシュ(数滴程度)ずつ出るようになっている。
種類
有名なビターズとしては、アンゴスチュラ・ビターズとオレンジ・ビターズがある。
アンゴスチュラ・ビターズ
アンゴスチュラ・ビターズ(Angostura bitters)は、ベネズエラでドイツ人医師によって考案されたとされるビターズ。アンゴスチュラ(ミカン科の樹木)の樹皮などを原料にするとされる。(一方、ベネズエラの町「アンゴスチュラ」で考え出されたたのでこの名前になったのであり、アンゴスチュラの樹皮は含まれていないという説もある)。
マンハッタンやピンク・ジンをはじめ、多くのカクテルに使用される。
オレンジ・ビターズ
オレンジ・ビターズ(orange bitters)は、オレンジの皮を原料とするビターズ。アンゴスチュラ・ビターズに比べ、使用されることは少ない。
参考文献
- 岩松誠志 監修, 『ベストカクテル』, 大泉書店, 2000.
- 日本バーテンダー協会 編著, 『ザ・カクテルブック』, 柴田書店, 1999.
- 吉田芳二郎 著, 『洋酒入門』, 保育社, 1968.