「中央ヨーロッパ時間」の版間の差分
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2010年7月25日 (日) 12:29時点における版
青 | 冬:西ヨーロッパ時間 (UTC+0) 夏:西ヨーロッパ夏時間 (UTC+1) |
空色 | 通年:西ヨーロッパ時間 (UTC+0) |
赤 | 冬:中央ヨーロッパ時間 (UTC+1) 夏:中央ヨーロッパ夏時間 (UTC+2) |
黄土 | 冬:東ヨーロッパ時間 (UTC+2) 夏:東ヨーロッパ夏時間 (UTC+3) |
淡黄 | 通年:カリーニングラード時間 (UTC+2) |
緑 | 通年:極東ヨーロッパ時間、モスクワ時間 (UTC+3) |
中央ヨーロッパ時間(ちゅうおうヨーロッパじかん、Central European Time - CET)は、協定世界時 (UTC) を1時間進ませた標準時である (UTC+1) 。
なお、夏時間では協定世界時より2時間進み (UTC+2) 、中央ヨーロッパ夏時間 (Central European Summer Time) と呼ばれている。
第二次世界大戦以前の1920年から1940年までの間は、リトアニアでも使われていた。戦時中にドイツが自国の占領した区域に導入させた後、フランス、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクではそれがそのまま残った。戦後、モナコ、スペイン、アンドラ、ジブラルタルも中央ヨーロッパ時間を導入した(スペインについては、カナリア諸島はUTCを採用、スペイン本土より1時間遅れ)。
現在、中央ヨーロッパ時間を使用している国の中には、実際の経度がUTC+1のタイムゾーンから外れている国もあり、スペイン、フランスなどは、国土のほとんどがUTC+0のタイムゾーンにあたる経度に位置している。特にスペインガリシア地方西部には、UTC-1のタイムゾーンにあたる経度に位置するところもある。
アイルランド、UKでも、1968年から1971年までの間、試験的に導入されたことがあったが、暗い冬の朝に通学する子供の交通事故が増加するなどしたため、すぐに元に戻された。また、ポルトガルでも、1966-1976年、1992-1996年の間、導入されていたことがある。