「阿部達二」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
m編集の要約なし
3行目: 3行目:
[[青森市]]生まれ。1961年、[[早稲田大学]]政治経済学部を卒業。同年、[[文藝春秋]]に入社し、編集者として勤務。『[[文學界]]』編集長、[[文春文庫]]編集長、出版局長、編集局長を歴任した。
[[青森市]]生まれ。1961年、[[早稲田大学]]政治経済学部を卒業。同年、[[文藝春秋]]に入社し、編集者として勤務。『[[文學界]]』編集長、[[文春文庫]]編集長、出版局長、編集局長を歴任した。


1999年、文藝春秋を退職。以後、「阿部達二」名義で著述家として活動。江戸川柳や古典芸能に関する造詣が深く、古典文芸に関する作品を多く執筆している。
担当作家のひとりに[[藤沢周平]]がいる。藤沢とはデビュー以来30年以上の交友を持ち、後年藤沢に関する作品を記し、作品や作家に関する講演を行ている。


編集者時代の担当作家に[[藤沢周平]]がいる。藤沢とはデビュー以来30年以上の交友を持った。後年藤沢やその作品に関する講演を行い、また著作を発表している。
1999年、文藝春秋を退職。以後、「阿部達二」名義で著述家として活動。江戸川柳や古典芸能に関する造詣が深く、古典文芸に関する作品を執筆している。


== 著書 ==
== 著書 ==
17行目: 17行目:


[[Category:日本の作家]]
[[Category:日本の作家]]
[[Category:青森県出身の人物]]
[[Category:1937年生]]
[[Category:1937年生]]
[[Category:存命人物]]

2010年5月17日 (月) 07:47時点における版

阿部 達二(あべ たつじ、1937年 - )は、日本編集者著作家。本名は達児

青森市生まれ。1961年、早稲田大学政治経済学部を卒業。同年、文藝春秋に入社し、編集者として勤務。『文學界』編集長、文春文庫編集長、出版局長、編集局長を歴任した。

1999年、文藝春秋を退職。以後、「阿部達二」名義で著述家として活動。江戸川柳や古典芸能に関する造詣が深く、古典文芸に関する作品を多く執筆している。

編集者時代の担当作家に藤沢周平がいる。藤沢とはデビュー以来30年以上の交友を持った。後年藤沢やその作品に関する講演を行い、また著作を発表している。

著書

  • 『江戸川柳で読む平家物語』(文春新書、2000年)
  • 『江戸川柳で読む百人一首』(角川選書、2001年)
  • 『江戸川柳で読む忠臣蔵』(文春新書、2002年)
  • 『藤沢周平残日録』(文春新書、2004年)
  • 『歳時記くずし』(文藝春秋、2008年)