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'''ハルマヘラ島''' |
'''ハルマヘラ島'''(<small>[[インドネシア語]]:</small>'''Pulau Halmahera''')は[[インドネシア]]の[[モルッカ諸島]]にある島。'''ジャイロロ島'''('''Jailolo''')、'''ジロロ島'''('''Jilolo'''、'''Gilolo''')ともいう。面積は17,780km²でモルッカ諸島で最も大きい。北東は[[太平洋]]に面し、南東は[[ハルマヘラ海]]、西は[[モルッカ海峡]]・[[モルッカ海]]に面する。人口は162,728人(1995年)。住民の8割は[[ムスリム]]で残りの2割は[[キリスト教徒]]が占める。 |
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== 歴史 == |
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ハルマヘラ島は山がちのうえ、全島を[[熱帯雨林]]に覆われるため人口が少ない。この地域の中心は、ハルマヘラ島の西海岸沖合いに浮かぶ[[テルナテ島]]、[[ティドレ島]]である。どちらも面積100km²あまりの小島だが、[[丁子]]の原産地として[[香辛料]]貿易で栄え、ハルマヘラ島を含めたインドネシア東部全域に勢力を広げた。[[16世紀]]初めにポルトガル人がやってきて以来、モルッカ諸島は西洋諸国による支配権争いの舞台となり、最終的に[[オランダ領東インド]]に組み込まれた。インドネシア独立後は[[マルク州]]に含まれていたが、[[1999年]]に成立した[[北マルク州]] |
ハルマヘラ島は山がちのうえ、全島を[[熱帯雨林]]に覆われるため人口が少ない。この地域の中心は、ハルマヘラ島の西海岸沖合いに浮かぶ[[テルナテ島]]、[[ティドレ島]]である。どちらも面積100km²あまりの小島だが、[[丁子]]の原産地として[[香辛料]]貿易で栄え、ハルマヘラ島を含めたインドネシア東部全域に勢力を広げた。[[16世紀]]初めにポルトガル人がやってきて以来、モルッカ諸島は西洋諸国による支配権争いの舞台となり、最終的に[[オランダ領東インド]]に組み込まれた。インドネシア独立後は[[マルク州]]に含まれていたが、[[1999年]]に成立した[[北マルク州]](<small>インドネシア語:</small>Maluku Utara)の一部になっている。 |
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== 産業 == |
== 産業 == |
2008年12月8日 (月) 17:33時点における版
ハルマヘラ島(インドネシア語:Pulau Halmahera)はインドネシアのモルッカ諸島にある島。ジャイロロ島(Jailolo)、ジロロ島(Jilolo、Gilolo)ともいう。面積は17,780km²でモルッカ諸島で最も大きい。北東は太平洋に面し、南東はハルマヘラ海、西はモルッカ海峡・モルッカ海に面する。人口は162,728人(1995年)。住民の8割はムスリムで残りの2割はキリスト教徒が占める。
歴史
ハルマヘラ島は山がちのうえ、全島を熱帯雨林に覆われるため人口が少ない。この地域の中心は、ハルマヘラ島の西海岸沖合いに浮かぶテルナテ島、ティドレ島である。どちらも面積100km²あまりの小島だが、丁子の原産地として香辛料貿易で栄え、ハルマヘラ島を含めたインドネシア東部全域に勢力を広げた。16世紀初めにポルトガル人がやってきて以来、モルッカ諸島は西洋諸国による支配権争いの舞台となり、最終的にオランダ領東インドに組み込まれた。インドネシア独立後はマルク州に含まれていたが、1999年に成立した北マルク州(インドネシア語:Maluku Utara)の一部になっている。