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「クランク (道路)」の版間の差分

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==クランク (道路)==
'''クランク'''とは[[狭路]]の一種で、直角の狭いカーブが二つ交互に繋がっているコースで、技能検定や修了検定で必ず検査される課題の一つである。狭い道路を、車両感覚を捉えたり、視野を上手にとったりしながら、適切な進路と速度を選んで通行できるようにするのが目的。
'''クランク'''とは[[狭路]]の一種で、直角の狭いカーブが二つ交互に繋がっているコースで、技能検定や修了検定で必ず検査される課題の一つである。狭い道路を、車両感覚を捉えたり、視野を上手にとったりしながら、適切な進路と速度を選んで通行できるようにするのが目的。


== 概要 ==
教習生が苦労する項目で、深く入り過ぎたり、速度が速すぎたり、ハンドルを回し足りなかったりすると、外側前輪を乗り上げてしまい[[脱輪]]させてしまう。逆に、ハンドルを回すタイミングが早かったり、ハンドルを回し過ぎたり、曲がる方向に寄せ過ぎたり(内輪差を考えなかったり)すると、内側後輪を乗り上げてしまいやはり脱輪させてしまう。また、路外にポールが立ててある場合は接触にも注意しなければならない。脱輪をしたり、しそうになったりした場合には、[[切り返し]]をする必要がある。
教習生が苦労する項目で、深く入り過ぎたり、速度が速すぎたり、ハンドルを回し足りなかったりすると、外側前輪を乗り上げてしまい[[脱輪]]させてしまう。逆に、ハンドルを回すタイミングが早かったり、ハンドルを回し過ぎたり、曲がる方向に寄せ過ぎたり(内輪差を考えなかったり)すると、内側後輪を乗り上げてしまいやはり脱輪させてしまう。また、路外にポールが立ててある場合は接触にも注意しなければならない。脱輪をしたり、しそうになったりした場合には、[[切り返し]]をする必要がある。


=== 前輪(外側)が通れない場合 ===
== 前輪(外側)が通れない場合 ==
# 後方確認をする
# 後方確認をする
# ハンドルを反対側に回しながらバックする
# ハンドルを反対側に回しながらバックする
# 安全な間隔がとれたらハンドルを再び元の方向に戻し、安全な間隔を保ちながら通過する
# 安全な間隔がとれたらハンドルを再び元の方向に戻し、安全な間隔を保ちながら通過する


=== 後輪(内側)が通れない場合 ===
== 後輪(内側)が通れない場合 ==
# 後方確認をする
# 後方確認をする
# ハンドルを回さずにそのままバックする
# ハンドルを回さずにそのままバックする
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# 安全な間隔がとれたら、内側に適切な間隔を取りながら前進する
# 安全な間隔がとれたら、内側に適切な間隔を取りながら前進する


=== 関連項目 ===
== 参考文献 ==
* MT車AT車'''運転教本'''(平成15年11月)より第一段階~教習項目11:平尾出版株式会社:日本自動車出版協会

== 関連項目 ==
* [[仮運転免許]]
* [[仮運転免許]]
* [[卒業検定]]
* [[卒業検定]]
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* [[坂道発進]]
* [[坂道発進]]


[[Category:自動車教習所|くらんく]]
=== 参考文献 ===
* MT車AT車'''運転教本'''(平成15年11月)より第一段階~教習項目11:平尾出版株式会社:日本自動車出版協会

2008年5月26日 (月) 16:53時点における版

クランクとは狭路の一種で、直角の狭いカーブが二つ交互に繋がっているコースで、技能検定や修了検定で必ず検査される課題の一つである。狭い道路を、車両感覚を捉えたり、視野を上手にとったりしながら、適切な進路と速度を選んで通行できるようにするのが目的。

概要

教習生が苦労する項目で、深く入り過ぎたり、速度が速すぎたり、ハンドルを回し足りなかったりすると、外側前輪を乗り上げてしまい脱輪させてしまう。逆に、ハンドルを回すタイミングが早かったり、ハンドルを回し過ぎたり、曲がる方向に寄せ過ぎたり(内輪差を考えなかったり)すると、内側後輪を乗り上げてしまいやはり脱輪させてしまう。また、路外にポールが立ててある場合は接触にも注意しなければならない。脱輪をしたり、しそうになったりした場合には、切り返しをする必要がある。

前輪(外側)が通れない場合

  1. 後方確認をする
  2. ハンドルを反対側に回しながらバックする
  3. 安全な間隔がとれたらハンドルを再び元の方向に戻し、安全な間隔を保ちながら通過する

後輪(内側)が通れない場合

  1. 後方確認をする
  2. ハンドルを回さずにそのままバックする
  3. ある程度バックしたら道路と平行になるようにハンドルを戻し、更に少し余分にバックする
  4. 安全な間隔がとれたら、内側に適切な間隔を取りながら前進する

参考文献

  • MT車AT車運転教本(平成15年11月)より第一段階~教習項目11:平尾出版株式会社:日本自動車出版協会

関連項目