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[[カール・マリア・フォン・ウェーバー]]の'''舞踏への勧誘'''(原題Aufforderung zum Tanz)作品65[[変ニ長調]]のピアノ曲で最も有名な作品。随所に一対の男女の姿を描写する部分があり、[[標題音楽]]([[オペラ]]作家)の作風があらわれている。
'''舞踏への勧誘'''』(ぶとうへのかんゆう、ドイツ語:Aufforderung zum Tanz)[[変ニ長調]][[品番号|作品]]65は、[[カール・マリア・フォン・ウェーバー]][[ピアノ]]曲で最も有名な作品。[[エクトル・ベルリオーズ|ベルリオーズ]]編曲による[[管弦楽]]版でも広く知られている。『'''舞踏への招待'''』(ぶとうへのしょうたい)などの訳もある。随所に一対の男女の姿を描写する部分があり、[[標題音楽]]を得意とする[[オペラ]]作家の作風があらわれている。

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舞踏。非常に華やかでなおかつ音量も大きい。[[音階]]進行も多く優雅さにも配慮している。接続曲風で[[華麗なる大円舞曲 (ショパン)|同時代のワルツ]]と構成が類似している。
舞踏。非常に華やかでなおかつ音量も大きい。[[音階]]進行も多く優雅さにも配慮している。接続曲風で、同時代に作曲された[[フレデリック・ショパン|ショパン]]の『[[華麗なる大円舞曲 (ショパン)|華麗なる大円舞曲]]と構成が類似している。





最後に冒頭の導入部が繰り返され、舞踏の幕が閉じる。
最後に冒頭の導入部が繰り返され、舞踏の幕が閉じる。


==ベルリオーズの管弦楽編曲版==




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2007年2月21日 (水) 12:27時点における版

舞踏への勧誘』(ぶとうへのかんゆう、ドイツ語:Aufforderung zum Tanz)変ニ長調作品65は、カール・マリア・フォン・ウェーバーピアノ曲で最も有名な作品。ベルリオーズ編曲による管弦楽版でも広く知られている。『舞踏への招待』(ぶとうへのしょうたい)などの訳もある。随所に一対の男女の姿を描写する部分があり、標題音楽を得意とするオペラ作家の作風があらわれている。

ロンド形式

Allegretto

導入部とされている。男性が女性を勧誘する場面。左手で主和音のアルペジョと右手がそれに応える形で属調に終止する。

Allegro vivace

舞踏。非常に華やかでなおかつ音量も大きい。音階進行も多く優雅さにも配慮している。接続曲風で、同時代に作曲されたショパンの『華麗なる大円舞曲』と構成が類似している。

最後に冒頭の導入部が繰り返され、舞踏の幕が閉じる。

ベルリオーズの管弦楽編曲版