「Wikipedia:井戸端/subj/デッドリンクには「リンク切れ」テンプレートを貼るべきか、ウェブアーカイブへ誘導するべきか」の版間の差分

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コメント 他国との著作権の締結
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:::アメリカで勝手に日本の著作物がコピーされ日本で閲覧できるとき、日本としては問題があるとの立場だ。また、キャッシュが認められるのはあくまで一時的に使用するためのダウンロードだけ。一時的なものではなく自分で削除しない限りはずっと保存しておけるようなダウンロードは違法ダウンロード。よくPCのOS領域がブラウザの作業データで圧迫され手動で掃除しないとHDD領域が空かない場合や自分でキャッシュから取り出した場合(手動やソフト問わず)は完全に白とは明示されていない。(必要と認められる限度においてだが、どこまでが必要な範囲かは明確化されていない)これらは判例がでるまで宙に浮いとる。
:::アメリカで勝手に日本の著作物がコピーされ日本で閲覧できるとき、日本としては問題があるとの立場だ。また、キャッシュが認められるのはあくまで一時的に使用するためのダウンロードだけ。一時的なものではなく自分で削除しない限りはずっと保存しておけるようなダウンロードは違法ダウンロード。よくPCのOS領域がブラウザの作業データで圧迫され手動で掃除しないとHDD領域が空かない場合や自分でキャッシュから取り出した場合(手動やソフト問わず)は完全に白とは明示されていない。(必要と認められる限度においてだが、どこまでが必要な範囲かは明確化されていない)これらは判例がでるまで宙に浮いとる。
:::あと「サーバーがアメリカだからセーフ」は以前サーバーを海外においたTV番組の録画サービスが敗訴している。使う人間が日本国内にいた場合は抵触する。--[[特別:投稿記録/182.250.79.19|182.250.79.19]] 2017年1月9日 (月) 06:39 (UTC)
:::あと「サーバーがアメリカだからセーフ」は以前サーバーを海外においたTV番組の録画サービスが敗訴している。使う人間が日本国内にいた場合は抵触する。--[[特別:投稿記録/182.250.79.19|182.250.79.19]] 2017年1月9日 (月) 06:39 (UTC)
::: {{返信|[[利用者:WwLMvm|WwLMvm]]さん}} 他の方のコメントも含め、過去議論内の説明内容については発言者ご本人に伺うのが一番確実かとは思いますが、要点としては、カギ括弧内の内容はその理解で間違いないと思います(参考:「[[著作権の準拠法#著作権の内容と効力に関する準拠法(保護国法説)]]」)。
::: ただ、最後の丸括弧内の「サーバーがアメリカだからセーフ」という内容については、より掘り下げていえば少々疑義があり、そのあたりは「[[Wikipedia:井戸端/subj/web archiveとリンク切れ予防について]]」での議論がわかりやすいと思います。つまり、仮にそのアーカイブサービスの運営団体の所在地・行為地が米国に属する場合においても、特定のウェブページのアーカイブ作成を日本人が日本国内からリクエストしていた場合、その複製行為の主体が前者の米国のアーカイブサイトでなく後者の日本人だと判断される可能性が全くゼロではないので(ウィキペディア上での出典利用でそのような悪質な脱法行為と判断される事例が発生するとは想像しがたいものの)積極的に推奨はせず個々の自由に委ねるべきという意見がある、ということになります。
::: 大元のところから簡単にまとめると、各コンテンツの著作権者が世界中の不特定の受信者に向けて公衆送信しているウェブコンテンツを米国内のアーカイブサイト運営団体が米国の著作権法に則ってアーカイブ化し公開することは何ら問題はなく、それを日本のユーザーが受信して閲覧することも日本の著作権法上問題は生じません。ただし、日本のウィキペディア編集者自身が特定のウェブサイトのアーカイブを作成する行為は日本の著作権法の適用対象となるため無許諾の複製・公開は違法(米国のアーカイブサイトにアーカイブ化希望のURLをリクエストするケースについてはそれとは異なるため現実のリスクは無いという意見が大勢ではあるものの、一概に推奨できるものではなく判断は個人の自由に委ねる)ということで。--[[利用者:ディー・エム|ディー・エム]]([[利用者‐会話:ディー・エム|会話]]) 2017年1月9日 (月) 06:58 (UTC)

2017年1月9日 (月) 07:04時点における版

デッドリンクには「リンク切れ」テンプレートを貼るべきか、ウェブアーカイブへ誘導するべきか

こんにちは。WwLMvmと申します。標題の通りなのですが、Wikipedia:井戸端/subj/Yahoo!検索(人物) サービス終了についてでも一部議論があったように、外国で運営されているウェブアーカイブはウェアユース規定に基づいて運用されているため、日本の法制度では十分に合法とはいえない、という認識が広まっているものかと思われます。私自身、{{Cite web}}を使うときにはアーカイブ関係の引数も埋めていましたし、以前はリンク切れの外部リンクをウェブアーカイブへのリンクに貼り換えたこともありましたが、今しがたリンク切れを確認した写真袋では{{リンク切れ}}を使用するにとどまりました。

もちろん、明らかな著作権侵害を起こしているサイト(歌詞掲載サイトなど)や、事件の加害者や被害者の個人情報をまとめているwikiサイト(そもそもこれらはアーカイブでなくともWikipedia:外部リンクの選び方に反してますが、)のウェブアーカイブには誘導してはならないことは明白です。しかし、ウィキペディアは「百科事典をつくる」という目的を達成するための補助的要素として、外部サイトを「出典」・「外部リンク」という名目で提示しており、引用によって記事を構成する他のまとめサイトとは一線を画した目的があります。ここには元記事の著作権を侵害する意図は全く含まれていないはずです。(強いていえば「研究目的の引用」といえるのでしょうか。)加えて出版物と異なり、編集時と閲覧時の内容の同一性を確保するためには、やはりウェブアーカイブに頼らざるを得ないことも事実です。

インターネットで検索しても、日本におけるウェブアーカイブの適法性はあまり語られていないようです(明確に合法ともいわれていないし、違法ともいわれていない)。また、以前の井戸端でもあったようにWikipedia:著作権#著作権保護下にある情報へのリンクにはアメリカでの話しか語られてなく、日本語版での立場は明らかになっていません。そうかと思えばWikipedia:出典を明記する#リンク切れの回避と修復では、デッドリンクを見つけた時は『アーカイブサービスを検索する』と2番目のステップに書かれているため、ここを読んだ利用者はウェブアーカイブへ誘導するでしょう。

長くなりましたが、2016年(そろそろ2017年になりますが)現在の日本の法制度とウィキペディアの現状から判断して、デッドリンクには{{リンク切れ}}を貼るべきでしょうか、ウェブアーカイブへ誘導するべきでしょうか。 --WwLMvm会話2016年12月29日 (木) 16:18 (UTC)[返信]

(コメント)WwLMvmさんはご存知なのかもしれませんが、まずはWP:DEADREFに従う事になりますよね。
そこに示されている手順に従うならば、まずはアーカイブサイトを検討することになります。法的な問題が無いことを確認できるならアーカイブサイトにしてもいいだろうし、法的に問題があるか合法性に確証がないならば、次は「代替文献を探す」ことになります。
それをじゅうぶんにやった上で、それでも駄目なら「リンク切れ」にする、ということでいいのではないでしょうか。
細かいことを気にすると、アーカイブサイトに変更する場合に「閲覧日」との整合性をどうするのかとか、考え始めると迷うような気もするんですが。
リンク切れにした場合には、所定の条件を満たした場合(24ヶ月経過など)には「出典なし」扱いになって「検証不可能」になりますから、理屈の上ではじきに除去されることになります。まあ真摯にやるならば、そうならないように文献情報を探すわけですし、じゅうぶんに文献をあたっても出てこないような情報の場合(「信頼できる情報源」ではない情報源では確認できるような場合とか)には、検証不可能であると同時に「書くに値しない情報」であるとも言えるかもしれませんよね。--柒月例祭会話2016年12月30日 (金) 15:11 (UTC)[返信]
返信 (柒月例祭氏宛) 今回私が気にしているのは、出典や外部リンクそのものの合法性より、「ウェブアーカイブ」というサービスの合法性です。出典がリンク切れになった場合は別の情報源を探すことで解決できる場合が多いかもしれませんが、外部リンク(特に「公式サイト」へのリンク)がリンク切れになった場合、代わりになるものと言ったらウェブアーカイブしかないだろう、でもウェブアーカイブは合法かどうか微妙だし...といったところです。 --WwLMvm会話2016年12月31日 (土) 06:54 (UTC)[返信]
返信 ウェブアーカイブと合法性についてはたびたび話題になっていますね。詳しくはに過去の議論があります。
そのうち比較的新しいものとしてはこのあたり。
  • 特にこの議論の利用者:Ks aka 98さんによる「Ks aka 98によるコメント」以降。
ざっくりというと、適法かそうでないかについては、アーカイブされる側と、アーカイブする側について、1件1件個別具体的な検討が必要。どの国のどんな情報源を、どの国のどんなサイトがアーカイブしているのか。
私は残念ながらその「個別具体的な説明」をできるだけの知見を持っていません。私自身は著作権云々より前の段階でアーカイブサイトの利用に懐疑的だからです。個別具体的に1件1件の検討を要することにはなりますが、ニュース系の情報源の場合には縮刷版などで対応可能であるとか、そもそもアーカイブでしか検証できないような情報は「一時的な情報」であって百科事典的な価値は低いだろうとか、そんな考えがあります。なので法的なあれこれを検討するほどの手間と価値が見合わないと思っているから近寄らない、だからよくわかりません。どうも確定的な絶対セーフ圏と言えるようなものではなく、「訴えられたらこう主張できるのではないか」的なゾーン、議論としては新しすぎて諸説あるような状態、なんじゃないかなあと思っています。よくわからないけど。お役に立てずすみません。わかる方を待ったほうがいいでしょうね。--柒月例祭会話2016年12月31日 (土) 08:35 (UTC)[返信]

「しかしながら、もしあなたが外部のウェブサイトが著作権者の権利を侵害するものであるであると、分かっていたり推測される場合は、その情報源に対してリンクしないでください。」と方針にあり、推測されるだけでもリンクははれないのだからダメだろ。日本の法律で100%クリアなアーカイブが現れない限りな。アホな執筆者がアメリカのわざと緩く法律を作って決着は裁判でつけるやり方を日本でもOKと盲信したせいでこんな事になっているだけだ。--106.130.15.122 2017年1月3日 (火) 02:13 (UTC)[返信]

コメント 補記 上記強調部分のうち『しかしながら』以下Wikipedia:著作権#著作権保護下にある情報へのリンクからの引用と推測されますなお、2017年1月3日 (火) 02:14 (UTC) の版(oldid=62514174)は著作権侵害のおそれがあるとのご指摘を受けたので削除依頼を提出する予定です。 --WwLMvm会話) 2017年1月3日 (火) 07:02 (UTC) --追記 --WwLMvm会話2017年1月3日 (火) 08:27 (UTC)[返信]
コメント 「日本でもOKと盲信したせいで」とありますが、そのような意見は過去に目にしたことがありません。権利者に許諾を得ない日本国内のアーカイブサイト(ウェブ魚拓など)の運営方法に対しては過去の議論(Wikipedia:井戸端/subj/ウェブ魚拓等は出典として使えるかなど)でも明確にNGと再三指摘されており、その点はほとんど議論の余地は無いでしょう。他方、「Wikipedia:井戸端/subj/web archiveとリンク切れ予防について」などで問題ないとされているのは日本国内の著作権法下の話ではなく、各コンテンツホルダーが米国内で公開しているコンテンツを米国人が米国法の下でアーカイブしているサイト(ウェイバックマシンなど)の話です。その後の「Wikipedia:井戸端/subj/アーカイブサイトの乱用は著作権侵害になるのではないか」の議論の方ではその前者と後者を混同して議論が混乱しており全体としてはあまり参考にならないと思いますので、結論としてはKs aka 98さんの説明部分([1][2])だけ読むのが一番手っ取り早くわかりやすいと思います。--ディー・エム会話2017年1月5日 (木) 08:30 (UTC)[返信]
>問題ないとされているのは日本国内の著作権法下の話ではなく、各コンテンツホルダーが米国内で公開しているコンテンツを米国人が米国法の下でアーカイブしているサイト(ウェイバックマシンなど)の話です。
日本国内で公開しているコンテンツを米国でアーカイブしているサイトは問題があり、日本でアーカイブしているサイトは問題外。また、そういったサイトの受信は著作権で定義されていないが、Wikipedia:著作権#著作権保護下にある情報へのリンクより権利侵害があったり推測されるサイトを用いることはできないため、日本のWikipediaではアーカイブサイトは使用できないという状況ですね。--琥珀の杖会話2017年1月8日 (日) 00:19 (UTC)[返信]
返信 いえ、その理解は正確ではありません。米国で合法的に公開されているコンテンツが米国以外の地域で公開されているか否かは米国内の司法の関知するところではありませんので。他の国、地域でも然りです。
仮に「日本国内のみに送信地域を限定して公開しているコンテンツを米国でアーカイブしているサイトは問題があり」という意味のご指摘であれば頷けますが、米国内への送信を禁止している日本国内限定のウェブコンテンツ(オンデマンドの動画配信サイトなどではそのような地域制限はありますが)を不正にハッキングするような行為というのは、正常なアーカイブサイトの態様としては現実的には想定しえないケースかと思います。そもそも違法ですし。--ディー・エム会話2017年1月8日 (日) 04:49 (UTC)[返信]
コメントアメリカのアーカイブはアメリカが訴訟で白黒つけましょうというスタンス[3]だから訴訟しないと分からんな。ただ、日本から発信しているコンテンツは、アメリカでアーカイブされても著作権自体を放棄したわけではないので、日本からすると違反の立場。しかしアメリカの司法の関係と手間暇と金の関係でことを起こすのが難しい。日本のWikipediaはWikipedia:著作権#著作権保護下にある情報へのリンクで著作権に問題があると推測されるだけでも出典とすることを禁じてるから使えないのは同じだが。
あと受信は著作権で定義されていないように書かれているが、違法ダウンロードはNGだ。違法にアップロードされている映像または音声ファイルをダウンロードすればアウト。PCのキャッシュに残った場合については完全に白かは分からないので判例待ちだ。
だから、結局日本じゃアーカイブは使えないということだ。--182.250.69.179 2017年1月9日 (月) 02:15 (UTC)[返信]
返信 アーカイブサイトの閲覧はダウンロードを伴いません。受信側の複製行為としてブラウザの内部的なキャッシュは伴いますが日本の著作権法で明示的に適法です。「日本からすると違反の立場」という前提が誤りだという上記リンク先の説明を無視されるのはご本人の自由ですが、他の方々に同じ誤解を拡散されるのは困ります。理解を拒む方に説明は繰り返しませんが、紛らわしいコメントを繰り返すのは控えていただきたいと思います。--ディー・エム会話2017年1月9日 (月) 04:39 (UTC)[返信]

コメント ここまでの議論をざっくりまとめると、『ウェブアーカイブサービスは、日本で運営されているもの(ウェブ魚拓など)はもちろん、海外で運営されているもの(Wayback MachineやArchive.isなど)も含めて、日本の著作権法では合法でない』(細かくいえば、日本のものは違法で、海外のものは違法寄りだが微妙)ですかね。『各コンテンツホルダーが米国内で公開しているコンテンツを米国人が米国法の下でアーカイブしているサイト』は問題ない、という話もあるので、結局ケースバイケースになるのかもしれませんが...。

さて、ウェブアーカイブサービスは「あらゆるものが違法」とまでは言えないが(日本のものは違法)WP:COPYLINKの『しかしながら、ある外部のウェブサイト(情報源)が著作権者の権利を侵害していることが分かるもしくは推測できる場合は、そこにリンクしないでください。』に基づきリンクするのは止めるべきという点では、異議はないかと思います。(つまり、当初の質問の答えとしては「{{リンク切れ}}を貼るほうが良い」となる。)

そこでWP:COPYLINKWP:DEADREF、関連するテンプレートの解説の修正を提案しようと思っています。たとえば、WP:COPYLINKの『米国においては~』のように「日本限定の話」にして、『日本の著作権法において、日本から発信されているコンテンツを収集するウェブアーカイブサービスは、日本で運営されているものは違法であり、海外で運営されているものも合法とはいえません。また、米国で認められているフェアユースの抗弁が、日本では認められていないことからも、これらのサービスへのリンクは控えるべきでしょう。』という感じです。もちろん具体的な提案は各議論ページで行いますが、現時点で(やめたほうが良いなども含めて)何かありましたらご意見願います。 --WwLMvm会話2017年1月9日 (月) 03:14 (UTC)[返信]

コメントいえ、結論をまとめれらるのであれば、少なくとも上記リンク先の基本的な骨子は読んで下さい。全部は無理でも最低限ここここのコメントだけでも目を通されれば、過去の各論点の要点は包含されていると思いますので。--ディー・エム会話2017年1月9日 (月) 04:39 (UTC)[返信]
返信 (ディー・エム氏宛) ご提示のKs aka 98氏のコメントを読んで、確認したいのですが、「日本で発信された適法なコンテンツ(たとえば新聞社のWeb版記事)がアメリカのWayback Machineなどのアーカイブサービスでアーカイブされ、米国において著作権の問題がないとされているのならば、そのアーカイブを単に閲覧することやアーカイブリンクをJAWP記事で提示することも問題ない」という認識で合っているでしょうか?(いわゆる「サーバーがアメリカだからセーフ」論) --WwLMvm会話2017年1月9日 (月) 05:01 (UTC)[返信]
アメリカで勝手に日本の著作物がコピーされ日本で閲覧できるとき、日本としては問題があるとの立場だ。また、キャッシュが認められるのはあくまで一時的に使用するためのダウンロードだけ。一時的なものではなく自分で削除しない限りはずっと保存しておけるようなダウンロードは違法ダウンロード。よくPCのOS領域がブラウザの作業データで圧迫され手動で掃除しないとHDD領域が空かない場合や自分でキャッシュから取り出した場合(手動やソフト問わず)は完全に白とは明示されていない。(必要と認められる限度においてだが、どこまでが必要な範囲かは明確化されていない)これらは判例がでるまで宙に浮いとる。
あと「サーバーがアメリカだからセーフ」は以前サーバーを海外においたTV番組の録画サービスが敗訴している。使う人間が日本国内にいた場合は抵触する。--182.250.79.19 2017年1月9日 (月) 06:39 (UTC)[返信]
返信 (WwLMvmさん宛) 他の方のコメントも含め、過去議論内の説明内容については発言者ご本人に伺うのが一番確実かとは思いますが、要点としては、カギ括弧内の内容はその理解で間違いないと思います(参考:「著作権の準拠法#著作権の内容と効力に関する準拠法(保護国法説)」)。
ただ、最後の丸括弧内の「サーバーがアメリカだからセーフ」という内容については、より掘り下げていえば少々疑義があり、そのあたりは「Wikipedia:井戸端/subj/web archiveとリンク切れ予防について」での議論がわかりやすいと思います。つまり、仮にそのアーカイブサービスの運営団体の所在地・行為地が米国に属する場合においても、特定のウェブページのアーカイブ作成を日本人が日本国内からリクエストしていた場合、その複製行為の主体が前者の米国のアーカイブサイトでなく後者の日本人だと判断される可能性が全くゼロではないので(ウィキペディア上での出典利用でそのような悪質な脱法行為と判断される事例が発生するとは想像しがたいものの)積極的に推奨はせず個々の自由に委ねるべきという意見がある、ということになります。
大元のところから簡単にまとめると、各コンテンツの著作権者が世界中の不特定の受信者に向けて公衆送信しているウェブコンテンツを米国内のアーカイブサイト運営団体が米国の著作権法に則ってアーカイブ化し公開することは何ら問題はなく、それを日本のユーザーが受信して閲覧することも日本の著作権法上問題は生じません。ただし、日本のウィキペディア編集者自身が特定のウェブサイトのアーカイブを作成する行為は日本の著作権法の適用対象となるため無許諾の複製・公開は違法(米国のアーカイブサイトにアーカイブ化希望のURLをリクエストするケースについてはそれとは異なるため現実のリスクは無いという意見が大勢ではあるものの、一概に推奨できるものではなく判断は個人の自由に委ねる)ということで。--ディー・エム会話2017年1月9日 (月) 06:58 (UTC)[返信]