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第2国会におけるカデット党員の肖像
第2国会におけるカデット党員の肖像

立憲民主党: Конституционно‐демократическая партия)は、かつて存在したロシア自由主義政党ロシア帝国末期の国会において有力政党として種々の改革を要求し、二月革命後の臨時政府では政権を担った。略称はカデット。「教授の党」とも呼ばれたように、大学教授や弁護士、貴族などを中心とした知識人の政党だった。

「超階級」的な立場を標榜したこの党は、労働者の権利保障、女性参政権の実現、ユダヤ人差別の廃止など、当時のロシアにおいてはかなり先進的な内容の政策を掲げていた。体制に対して非妥協的な政党だったとも逆に「反革命的」な政党だったとも評されるが、いずれにせよ、カデットの構想は、当時のロシアの現実に適さない面があったと考えられている。……