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アドルフ・フォン・メンツェルによるシューマンの肖像画
アドルフ・フォン・メンツェルによるシューマンの肖像画

ロベルト・アレクサンダー・シューマンRobert Alexander Schumann, 1810年6月8日 - 1856年7月29日)は、ドイツロマン派を代表する作曲家ベートーヴェンシューベルト音楽のロマン的後継者として位置づけられ、交響曲から合唱曲まで幅広い分野で作品を残した。とくにピアノ曲歌曲において評価が高い。

ツヴィッカウの裕福な家庭に生まれ、ライプツィヒ大学の法科に進むも、ピアニストをめざしてフリードリヒ・ヴィークに師事する。しかし、指の故障によりピアニストを断念、作曲家となる。ヴィークの娘でピアニストのクララとの恋愛と結婚はシューマンの創作活動に多大な影響を及ぼした。文学への造詣も深く、1834年に「新音楽時報」の創刊に携わり、以後10年間にわたって音楽評論活動を行う。……