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片岡 我當(かたおか がとう、新字体:我当)は歌舞伎役者の名跡。屋号は松嶋屋。定紋は七つ割丸に二引、替紋は追っかけ五枚銀杏。
- 二代目 片岡我當
- 初代の養子、1839–72。はじめ四代目三桝大五郎の門人、後に二代目片岡我童の門人となり、その養子にまでなるが、三十代半ばで早世。死後36年を経た明治四十年 (1907年)、十一代目仁左衛門により「九代目仁左衛門」が追贈された。
- 三桝梅丸(京桝屋)→ 片岡待之助 → 二代目片岡我當 → 贈九代目片岡仁左衛門(明治四十年追贈)
- 四代目 片岡我當
- 戸籍上は三代目の長男、実は養子、1903–94。実父は安田財閥の二代目総帥・安田善三郎。最晩年は盲目となりながらも舞台をつとめ、人間国宝に。
- 片岡千代之助 → 四代目片岡我當 → 十三代目片岡仁左衛門
- 五代目 片岡我當
- 四代目の長男、1935– 。当代。
- 片岡秀公 → 五代目片岡我當