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温僖貴妃

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温僖貴妃(おんききひ、? - 1694年)は、康熙帝の側室。満洲鑲黄旗の出身。姓はニオフル(鈕祜禄)氏(Niohuru hala)。

経歴

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孝昭仁皇后の同母妹。康熙初年の4人の輔政大臣の一人で太祖ヌルハチの外孫でもあるエビルンの娘。母は側妾のシュシュギョロ(舒舒覚羅)氏(Šušu gioro hala)。

康熙20年12月(西暦で1682年)、貴妃に封ぜられた。康熙22年(1683年)、皇十子の胤䄉(後の敦親王)を産んだ。その後、女子を1人産んだが夭逝した。康熙33年(1694年)11月3日、亡くなった。「温僖」とされ、景陵の妃園寝に葬られた。

中国のテレビ局遼寧衛視の2016年1月15日の報道によると、2015年10月31日に温僖貴妃の墓が盗掘された。

子女

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  • 胤䄉(敦親王)
  • 皇十一女(1685年 - 1686年)

伝記資料

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