春爛漫の花の色

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

春爛漫の花の色 (はるらんまんのはなのいろ) は旧制第一高等学校の代表的な寮歌の一つ。正式名称は、第十一回紀念祭西寮寮歌[1]。通称は歌い出しの歌詞によっているが単に「春爛漫」と言う場合が多い。

基本データ[編集]

歌詞の出版権は「嗚呼玉杯」同様にコロムビアソングス株式会社が保有しており、JASRAC信託楽曲である。よって、歌詞の利用には注意が必要である。

内容[編集]

一番二番で季節を歌い、三番で寮を歌う。四番で俗世を憂い、五番六番で自治を歌う。構成としては「嗚呼玉杯」よりも計算されているともいえる。 旋律は長調と短調いずれでも歌われる。また完全にぴょんこ調で歌うかによっても違いがある。各寮歌集等に掲載されている譜面はいずれも相異点があるが、どれが原典に近いかと判断するのは困難である。ただし、五節目を5/4拍子で歌うのは後世の変化であり、当初は4/4の長調で作曲されていた。

影響(替え歌など)[編集]

同じ旋律を繰り返しているため比較的歌うのが容易であり、女学生の間では、玉杯以上に歌われたという。

学校歌[編集]

岩手県の福岡高校一関一高、新潟県の三条高校などの校歌が同一旋律である。

脚注[編集]

  1. ^ より正確には、「第十一回紀念祭寮歌」だが、同年に寮歌は五曲作られているため、便宜区別のために、頁の末尾に 「(三十五年西寮)」 と附記されている。

関連項目[編集]