日産・ジュニア
ジュニア(Junior )は日産自動車が過去に製造販売していたピックアップトラックである。2015年現在も140型がイラン国内にて製造が継続されている。ダットサントラックと大型トラックの間を埋める車種として登場した。
歴史
初代 B40型・B140型(1956年-1962年)
- 1956年10月 登場。オースチンA50ケンブリッジの1H型1500ccエンジンを搭載し、翌年にはキャブオーバー版のキャブオールが登場する。
- 1958年8月 マイナーチェンジ。エンジン改良でB42型になり1.25トン積のNB42型が追加される。
- 1960年 マイナーチェンジ。B140型になり、グリルのデザインを変更。
2代目 40型(1962年-1970年)
- 1962年1月 フルモデルチェンジ。丸型4灯ヘッドランプを採用。H型1900cc2トン積の40型と、G型1500cc1.5トン積のN40型の2種類。
- 1964年2月 ディーゼル車のQ40型追加。SD22型2164cc追加。
- 1965年10月 マイナーチェンジ。41型/N41型/Q41型へ変更。
3代目 140型(1970年- )
- 1970年10月 フルモデルチェンジ。この代よりプリンス店扱いのマイラーを統合。ガソリン車のみとなり、ディーゼル車は輸出専用となる。
- 1979年 昭和54年排出ガス規制適合。型式をJ-141型に変更。
- 1983年 日本国内での製造販売を中止。尚、2015年現在もイランのサーイパーではZ24の車名でライセンス生産が継続している。