日本基督浅草教会

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日本基督浅草教会(にほんきりすとあさくさきょうかい)は、1877年に創立され、1948年に合併して池袋西教会になった長老派の教会である。

1877年(明治10年)10月10日日本基督一致教会の創立中会で設立を認められ、新栄教会小川義綏が兼牧をし、やがて小川が専任牧師になった。須郷滝太郎石井啓次郎らが長老に就任する。1887年(明治20年)2月、牧師と123名の会員が離脱して、明星教会(小石川明星教会)を設立した。また1894年(明治27年)、櫻井牧師の時に、一致教会脱会問題が起こり混乱する。1897年(明治30年)に永井直治が牧師に就任すると、教会は安定した。

1941年(昭和16年)に、日本基督教会と共に日本基督教団に加入する。1948年(昭和23年)、金井為一郎が主管者の時に、市ヶ谷教会、池袋西教会と合併して池袋西教会になり、今日に至る。

参考文献[編集]

  • 『日本キリスト教歴史大事典』