文官令

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文官令
原語名 文官令
通称・略称 満州国文官令
国・地域 満州国
形式 勅令
日付 1938年5月7日(康徳5年勅令第95号)
効力 失効(国家消滅)
種類 公法行政法
主な内容 満州国文官の試験及び任免、給与、服務
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文官令(ぶんかんれい)とは、文官の試験及び任免、給与、服務を定めた満州国法令

文官を「特任官(親任官)」「簡任官(勅任官)」「薦任官(奏任官)」「委任官(判任官)」の官等に分けた。「応能主義」を掲げ、原則として文官考試に合格した者が任用されたが、広く人材を求める意味から自由任用制も併用された。

構成[編集]

  • 第1編 総則
    • 第1章 官紀
    • 第2章 通則
  • 第2編 各則
    • 第1章 任用
      • 第1節 通則
      • 第2節 行政官ノ任用
      • 第3節 司法官ノ任用
      • 第4節 技術官及教官ノ任用
    • 第2章 文官考試
      • 第1節 通則
      • 第2節 高等官考試
      • 第3節 委任官考試
    • 第3章 官等
    • 第4章 給与
    • 第5章 服忌及賜暇
    • 第6章 分限
    • 第7章 懲戒
  • 附則

参考文献[編集]

  • 国務院法制処編『満洲国法令輯覧』満洲行政学会、1936年

関連項目[編集]