慰問袋

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慰問袋(いもんぶくろ)は、戦地にある出征兵士などを慰め、その不便をなくし、士気を鼓舞するために、中に日用品などを入れて送った袋である。

袋は晒し木綿、または手拭い二つ折りであった。中に入れられた物は、日用品(ちり紙手拭い石鹸など)、衣服付属品(シャツ、腹巻きなど)、食料品、薬品、写真、絵画、お守り札などであった。戦地の気候や戦況を考慮すべきであるとされ、また場合によっては金子を贈ることもできた。差出人の住所、氏名を記し、手紙を添えた。

送達方法は、寄贈者が居住地の市町村長を経て陸軍恤兵部へ寄付申込書を差し出し、その承認を受け内容を検査され指定された陸軍倉庫へ発送された(無賃輸送)。

個人を指定したものは受理されないが、部隊を指定したものは所在地の陸軍官衙、部隊などを経て送達された。

義和団の乱のときから慰問袋に相当するものは行なわれたが、その名称は日露戦争中の1904年(明治37年)11月18日官報が初見であるとされる。

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