市販競技用自動二輪車

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市販競技用自動二輪車(しはんきょうぎようじどうにりんしゃ)は、自動二輪車を製造販売する輸送用機器製造会社各社が、一般向けに販売する競技用の車輌を示す。主に搭載される内燃機関は、2サイクルエンジンであるが、近年の環境問題の配慮から、4サイクルエンジンに移行されている。尚、この頁では、工場出荷状態で参戦可能な車輌を扱う為、市販車ベースの車輌を扱わない。この頁は、排気量125cc超の自動二輪車を扱う。

概要[編集]

  • レースのカテゴリーを問わず広い範囲で、プライベーターがレース参戦を可能にした車輌を定義とする。
  • 常にレース毎に進化を遂げるワークスモデルと違い、市販を前提としたモデルの為、全般的に戦闘力が低い。

株式会社ホンダ・レーシング[編集]

  • RS125R 水冷2ストローク 単気筒125cc
  • NSR500V 水冷2ストローク V型2気筒500cc
  • RS250R 水冷2ストローク V型2気筒250cc
  • RS500R 水冷2ストローク V型3気筒500cc

ヤマハ発動機株式会社[編集]

  • TZ250 水冷2ストローク 直列(V型)2気筒250cc
  • TZ350 水冷2ストローク 直列2気筒350cc
  • TZ500 水冷2ストローク 直列4気筒500cc
  • TZ750 水冷2ストローク 直列4気筒750cc

スズキ株式会社[編集]

  • RGB500 水冷2ストローク スクエア型4気筒500cc

川崎重工業株式会社[編集]

  • H1R 空冷2ストローク 直列3気筒500cc

関連項目[編集]