山崎つる子
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山崎 つる子(やまざき つるこ、1925年 - 2019年6月12日)は、日本の画家。
経歴
1925年、兵庫県芦屋市に生まれる。家族構成は両親と兄と姉と妹。甲南高等女学校を経て、小林聖心女子学院に進む[1]。1946年、芦屋市の美術講習会で吉原治良に出会い、指導を受けるようになる。1948年、小林聖心女子学院を卒業。1954年、具体美術協会の結成に参加。1972年の解散まで同協会に在籍した[2]。1975年、吉村益信の呼びかけで結成された「アーティスト・ユニオン」に参加[2][3]。
ストライプを基調としたカラフルな抽象画や、ブリキや透明な支持体を使用した作品、野外具体美術展(1956年)で展示した観客が中に入れる形状の『赤』などが知られる[1]。
2019年6月12日、肺炎のため死去[4]。94歳没。
主な展覧会
- 2004年 - リフレクション 山崎つる子 (於・芦屋市立美術博物館)
- 2007年 - 移転開廊記念展 山崎つる子-具体から現代- (於・LADS GALLERY)
- 2008年 - Rose is a Rose is a Rose 草間彌生・田中敦子・山崎つる子三人展 (於・ベルギー、2009年まで)
- 2013年 - 個展 (於・タケニナガワ)[5]
脚注
- ^ a b 山崎つる子オーラル・ヒストリー、加藤瑞穂と池上裕子によるインタヴュー、2009年1月16日日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ
- ^ a b 山崎つる子 Tsuruko YAMAZAKIときの忘れもの
- ^ AUと嶋本昭三
- ^ 美術家の山崎つる子さんが死去 94歳 毎日新聞、2019年6月12日
- ^ “「具体」山崎つる子の新作個展、タケニナガワにて開催”. BLOUIN ARTINFO. (2013年4月25日) 2013年12月20日閲覧。