山口里子

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山口 里子(やまぐち さとこ、1945年 - )は、フェミニスト神学者。

日本聖書神学校に学ぶ。1988年よりハーバード大学神学部とエピスコパル神学校英語版(EDS)で学び、1996年にEDSより博士号取得。ストーニーポイント・センター常駐神学教師、ニューヨーク神学校・ニューアーク神学校講師を経て帰国。2000年より日本フェミニスト神学・宣教センター共同ディレクター[1]恵泉女学園大学聖心女子大学聖公会神学院日本聖書神学校農村伝道神学校などで講師を歴任[2]

著書[編集]

  • Mary and Martha : Women in the World of Jesus Orbis Books, c2002
  • マルタマリア イエスの世界の女性たち』新教出版社 2004
  • 『虹は私たちの間に 性と生の正義に向けて』新教出版社 2008
  • 『新しい聖書の学び』新教出版社 2009
  • 『いのちの糧の分かち合い いま、教会の原点から学ぶ』新教出版社 2013
  • 『イエスの譬え話 ガリラヤ民衆が聞いたメッセージを探る 1』新教出版社 2014

共著[編集]

  • 解放の神学 女性からの視点』一色義子,島しづ子,弘田しずえ,富山妙子,小久保喜以子共著 燦葉出版社 1991

翻訳[編集]

  • エリザベス・シュスラー・フィオレンツァ『彼女を記念して フェミニスト神学によるキリスト教起源の再構築』日本基督教団出版局 1990
  • E.S.フィオレンツァ『石ではなくパンを フェミニスト視点による聖書解釈』新教出版社 21世紀キリスト教選書 1992
  • フィオレンツァ編『フェミニスト聖書注解 聖典の探索へ』絹川久子と日本語版監修 日本キリスト教団出版局 2002
  • フィオレンツァ『知恵なる神の開かれた家』上沢伸子,吉谷かおる,大森明彦共訳 新教出版社 2005

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