山口和男 (科学者)

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山口 和男(やまぐち かずお、1942年8月 - )は、日本の分子生物学者。理学博士。

植物の遺伝子解析をもとに、DNA複製ゲノム解析の研究を行っている。

経歴[編集]

東京教育大学(現・筑波大学)理学部卒業後、東京大学大学院に進学。1970年、東京大学大学院理学研究科(機能生物化学)博士課程を修了。学位論文は「枯草菌におけるα-アミラーゼ生合成の遺伝生化学的研究 Iα-アミラーゼ生合成の遺伝的制御 IIα-アミラーゼの変異株の単離とその遺伝子地図 」

1970年から金沢大学に助手として勤務。1977年から1980年までアメリカ国立衛生研究所で客員研究員として在外研究。 1984年から金沢大学准教授。1990年同教授。金沢大学の学際科学実験センターゲノム機能解析分野で活動。同大学の遺伝子研究施設の施設長を務めた。

関連人物[編集]

受賞[編集]