小国

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小国(おぐに、しょうこく)

小国(おぐに)[編集]

小国(しょうこく)[編集]

小国(しょうこく)は大別すると概ね次の用法で使う言葉である。

  1. 国土面積や人口規模の小さい国
  2. 国際政治や経済などで勢力の小さい国
  3. 律令制時代から明治維新までの国の等級。国司などの等級でもあった。下国を参照。
  4. 日本の地方自治体である町。小国町を参照。
  5. ニワトリの品種のうち、明治以前から日本で飼われている日本鶏の1種。平安時代から渡来したと考えられている。ショウコク、小国鶏とも。

本項では2.について取り扱う。


小国は国際政治において、国際的影響力が小さく、大国の影響を受けやすい国々のことである。その理由としては、

  1. 人口が少ない
  2. めぼしい資源がない
  3. 軍事力が弱い
  4. 国土面積が極端に狭い
  5. 1.2.4.が原因して国家の経済力が低い
  6. 4.が原因として国民国家としての成立のファンダメンタルを持ちにくい

といった要因がある。 これらの国々は成立しても、大国によって併呑されることが歴史上多かったが、ウェストファリア体制が成立し、「各国平等」を旨とする近代国際政治が成立してからは消滅することは少なくなった。また列強パワーゲームの結果緩衝国衛星国として残ることも多くなった。小国の中でも経済的に富裕な国々は高い国際競争力による経済的影響力や巧みな外交の展開などで国際社会で活躍するケースがある(ミドルパワー)。特定の大国の影響を排除すべき状況では、小国、ミドルパワーがその中心に立つことも多い(例、EUの本部(ベルギー)、国際連合事務総長)。

関連項目[編集]