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小別沢トンネル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小別沢トンネル(2010年4月)
旧トンネル小別沢出口(2015年9月)
旧トンネルそばの祠

小別沢トンネル(こべつざわトンネル)は、札幌市西区小別沢中央区宮の森を結ぶ札幌市道トンネル

なお、「こべつざわ」の地名語源は、アイヌ語の「ク・オ・ペツ」(仕掛け弓のある川)より。

旧トンネル

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初代の小別沢トンネルは、1927年(昭和3年)ころから2年をかけ、小別沢地区住民によって人力で100メートルほど掘られたのを始まりとする[1]

その後、鉄筋やコンクリートによる補強が行われてきたが、新トンネルの開通とともに閉鎖され、中に入ることはできなくなった[1]

小別沢側の入り口近くには、何を祀っているとも知れない小さながある[2]

新トンネル

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初代トンネルの老朽化が進んだことから、2003年(平成15年)4月に建設された新しいトンネル[1]。延長231.5メートル、道路幅員9.5メートル。

内部には歩道が施されており、安全に歩いて通行できる[3]

脚注

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  1. ^ a b c 青木 2009, p. 187.
  2. ^ 青木 2009, p. 188.
  3. ^ 青木 2009, p. 189.

参考文献

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  • 青木由直『札幌の秘境』北海道新聞社、2009年6月15日。ISBN 978-4-89453-507-7 

外部リンク

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座標: 北緯43度2分47.8秒 東経141度17分3.3秒 / 北緯43.046611度 東経141.284250度 / 43.046611; 141.284250