小別沢トンネル
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小別沢トンネル(こべつざわトンネル)は、札幌市西区小別沢と中央区宮の森を結ぶ札幌市道のトンネル。
なお、「こべつざわ」の地名語源は、アイヌ語の「ク・オ・ペツ」(仕掛け弓のある川)より。
旧トンネル
[編集]初代の小別沢トンネルは、1927年(昭和3年)ころから2年をかけ、小別沢地区住民によって人力で100メートルほど掘られたのを始まりとする[1]。
その後、鉄筋やコンクリートによる補強が行われてきたが、新トンネルの開通とともに閉鎖され、中に入ることはできなくなった[1]。
小別沢側の入り口近くには、何を祀っているとも知れない小さな祠がある[2]。
新トンネル
[編集]初代トンネルの老朽化が進んだことから、2003年(平成15年)4月に建設された新しいトンネル[1]。延長231.5メートル、道路幅員9.5メートル。
内部には歩道が施されており、安全に歩いて通行できる[3]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 青木由直『札幌の秘境』北海道新聞社、2009年6月15日。ISBN 978-4-89453-507-7。
外部リンク
[編集]- 札幌市建設局 小別沢トンネル
- 札幌市文化資料室 小別沢トンネル - ウェイバックマシン(2007年2月9日アーカイブ分)
座標: 北緯43度2分47.8秒 東経141度17分3.3秒 / 北緯43.046611度 東経141.284250度