小便少女

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座標: 北緯50度50分54.7秒 東経4度21分14.7秒 / 北緯50.848528度 東経4.354083度 / 50.848528; 4.354083

小便少女。
触れられないよう柵が設置されている。
像のある小路。立っている人物は像を見ている。

小便少女(しょうべんしょうじょ、: Jeanneke Pis、ジャネケピス)は、放尿中の少女像。小便小僧(Manneken Pis)のパロディー。高さは約50cm。所在地はベルギーの首都ブリュッセル。小便小僧とはグラン=プラスを挟んで反対側に位置しており、ブシェール通りの脇に入ったフィデリテ袋小路という路地にある。ブシェール通りは1950年代にはゲイの集まる場所であった[1]

レストランのオーナーが客寄せのために[2]彫刻家のドニ=アドリアン・デボヴリ(Denis-Adrien Debouvrie, 「デニス・ドブリエ」と誤記する例あり[3])によって1985年に制作され、1987年に落成式が行われた[2]

道路から手が届く位置にあったため、像に触る人が後を絶たず、像の局部周辺がはげあがってきたために柵が設置され、触れることができなくなっている。また、盗難防止も兼ねている[2]

脚注[編集]

  1. ^ De Vries, André (2003), Brussels : a cultural and literary history, New York: Interlink Books, p. 47, ISBN 1-56656-472-7 
  2. ^ a b c フジテレビトリビア普及委員会『トリビアの泉〜へぇの本〜 1』講談社、2003年。 
  3. ^ 河野哲二「D. H. ロレンスの裸体画『タンポポ』(Dandelions)における生の表象――さまざまな「放尿図」を通して見る――」『言語文化研究』第32巻第1-2号、松山大学総合研究所、2012年9月、49ページ。

外部リンク[編集]