専従
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(専従職員から転送)
専従(せんじゅう)
専従(せんじゅう)とは、労働組合における「組合専従者」[2][3]、又は就職せずに政治団体で専ら活動業のみをする「専従活動家」[4][5]。
用法
[編集]- 専従活動家 - 日本共産党/民主青年同盟-高卒・大卒・院卒後に当該組織活動のみに従事する。略称として「専従」と呼ばれる[6][7][4]。元党員篠原常一郎によると日本共産党中央委員会職員でさえ平均年間給与400万円、30歳未満ならば200-250万円前後であると述べている。更には、地方の党機関となると給与は中央より低い上に遅配、未払いとなることも多く、自活は出来ない実態を明かしている。そのため、元日本共産党トップの不破哲三を「赤い貴族」と例えている[5]。
- 組合専従 - 「休職扱い」とすることで勤め先と雇用関係を維持したまま労働組合業務のみをしている在籍専従、それ以外を意味する非在籍専従者(離職専従者)がある。1949年の改正労働組合法(昭和24年法律174号)で専従者の給与は勤め先側負担としていた有給在籍専従制の禁止以降、専従者の給与は組合側負担とすること、使用者である勤め先との関係を「休職扱い」とするようになった[3]。
脚注
[編集]- ^ 厚生労働省より発出された事務連絡等一覧 参考資料3
- ^ 日本国語大辞典,デジタル大辞泉, 精選版. “専従とは”. コトバンク. 2022年10月5日閲覧。
- ^ a b 第2版,百科事典マイペディア, 日本大百科全書(ニッポニカ),ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,精選版 日本国語大辞典,デジタル大辞泉,世界大百科事典. “組合専従者とは”. コトバンク. 2022年10月5日閲覧。
- ^ a b “日本共産党幹部会委員長 衆議院議員 志位和夫|プロフィール” (2021年11月16日). 2021年11月16日閲覧。 “【党員として】日本共産党の専従の道に 党員になったとはいえ、進路については、いろいろと悩みました。大好きな音楽の道を本気で考えていたこともありましたし、物理の道をやりたいと考えたこともありました。でも、選んだのは、日本共産党の専従活動家の道でした。大学を卒業後、1980年に、日本共産党東京都委員会の青年・学生分野で仕事をはじめました。”
- ^ a b INC, SANKEI DIGITAL (2017年1月6日). “【月刊正論】幹部の収入を暴露! 日本共産党の元党員の私が20の疑問に答えます 篠原常一郎(6/12ページ)”. 産経ニュース. 2022年10月5日閲覧。
- ^ “米倉春奈物語 その五 共産党の専従活動家になる | 米倉春奈 日本共産党 東京都議会議員【豊島区選出】”. 米倉春奈 日本共産党 東京都議会議員【豊島区選出】 (2013年6月8日). 2021年11月16日閲覧。
- ^ “新たに189人を合葬/日本共産党常任活動家追悼式”. www.jcp.or.jp. 2021年11月16日閲覧。
- ^ 知恵蔵. “ヤミ専従とは”. コトバンク. 2022年10月5日閲覧。