如意

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如意を手にした稚児文珠
如意(東京国立博物館蔵、法隆寺献納宝物)平安時代
18世紀にで作られた如意

如意(にょい)は、が読経や説法の際などに手に持つ道具。孫の手のような形状をしており、と同様に権威や威儀を正すために用いられるようになった。

「如意」とは「思いのまま」の意味。本来は孫の手の様に背中を掻く道具で、意の如く(思いのままに)痒い所に届くので、如意と呼ぶ。

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