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女給の文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

女給の文』(じょきゅうのふみ)は、落語の演目。別題として『ラブレター[要出典]初代柳家蝠丸による新作落語である[1]。作られたのは昭和初期だった[2]

カフェ女給からもらったラブレターが、悪筆かつ誤字脱字がひどく、違う意味に読み取れてしまうという内容。古典落語の『遊女の文』の改作とされる[2][3]

2代目桂小南は、5代目柳亭燕路からこの演目を教わって高座にかけ、大いに受けたが、当時師事していた5代目立川ぜん馬から「そんな咄どこで覚えた」と叱られた(前座がやるものではないという意味)という[4]

あらすじ

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とあるカフェの女給からラブレターをもらった主人公。嬉しくなった彼は、ご丁寧に手紙を裏打ちした上友人に見せびらかした。呆れながらも友人は手紙を読んでみる。

友人:「何だ、仮名ばっかりだな。電報みたいな手紙だよ。エェ・・・『コナダ、コナダ』、うどん粉でももらったのか?」

男:「『イ』が抜けているんだよ。『こないだ』だ!」

実はこのラブレター、とてつもなく下手な字で書かれているのだ。悪筆に悩まされ、何度も脱線しながらも何とか手紙を読み終わり、さて最終行を読むと「ヤダ、ベッカンコ(アカンベー)!?」「矢田部カンコ、彼女の名前だよ!!」

バリエーション

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落ち(サゲ)は「アラ、嫌ヨ(新井ヤヨ)」と締める演者もいる[要出典]

脚注

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  1. 興津要 1987, p. 310.
  2. 1 2 興津要 1977, pp. 144–148.
  3. 橘右近『落語裏ばなし 寄席文字にかけた六十年』実業之日本社、1975年、p.88
  4. 桂小南『落語案内』立風書房、1982年、pp.233-234

参考文献

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