天津村 (鳥取県)

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あまつそん
天津村
廃止日 1955年3月30日
廃止理由 新設合併
天津村大国村法勝寺村上長田村東長田村西伯町
現在の自治体 南部町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陰地方
都道府県 鳥取県
西伯郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 2,128
国勢調査、1950年)
隣接自治体 米子市手間村賀野村、法勝寺村、大国村
島根県能義郡伯太村
天津村役場
所在地 鳥取県西伯郡天津村大字福成
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天津村(あまつそん[1][2])は、鳥取県西伯郡にあった。現在の西伯郡南部町の一部にあたる。

地理[編集]

日野川支流・法勝寺川の中流域に位置していた[2]

歴史[編集]

  • 1889年(明治22年)10月1日、町村制の施行により、会見郡境村、福成村、清水川村、阿賀村が合併して村制施行し、天津村が発足[1][2]。旧村名を継承した境、福成、清水川、阿賀の4大字を編成[2]。役場を大字福成に設置[4]
  • 1896年(明治29年)4月1日、郡の統合により西伯郡に所属[2]
  • 1945年(昭和20年)大字福成に天津郵便局開設[2][4]
  • 1955年(昭和30年)3月30日、西伯郡大国村、法勝寺村、上長田村、東長田村と合併し、町制施行し西伯町を新設して廃止された[1][2]。合併後、西伯町大字境・福成・清水川・阿賀となる[2]

産業[編集]

  • 農業、工業、商業[2]

教育[編集]

  • 第8番学区小学校分校開校[2]1890年(明治23年)天津簡易小学校に改称[2]。1892年(明治25年)天津尋常小学校に改称[2]。1947年(昭和22年)天津小学校に改称[2]。1967年(昭和42年)西伯小学校に統合され閉校[2]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』32頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』80頁。
  3. ^ 「清水川〈西伯町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』392頁。
  4. ^ a b 「福成〈西伯町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』663-664頁。

参考文献[編集]

関連項目[編集]