多祁御奈刀弥神社
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多祁御奈刀弥神社 | |
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所在地 | 徳島県名西郡石井町浦庄字諏訪213-1 |
位置 | 北緯34度4分20.5秒 東経134度24分41.3秒 / 北緯34.072361度 東経134.411472度座標: 北緯34度4分20.5秒 東経134度24分41.3秒 / 北緯34.072361度 東経134.411472度 |
主祭神 |
建御名方命 八坂刀売命 |
社格等 | 式内社・旧郷社 |
創建 | 不詳 |
別名 |
お諏訪さん 東の宮 |
例祭 | 11月3日 |
地図 |
多祁御奈刀弥神社(たけみなとみじんじゃ)は、徳島県名西郡石井町浦庄字諏訪に鎮座する神社である。式内社。諏訪大社の元社。
歴史
[編集]創建年は不詳。現在の社殿は1720年(享保5年)に建築された。
徳島藩主である蜂須賀家からの尊崇が高く、御例祭の際には参拝・代参していた。1627年(寛永4年)には蜂須賀光隆が祈願し奇瑞を著した。また、蜂須賀氏が参拝の際は、鮎喰川の出水に遮られることがあるため、徳島城から近い諏訪神社に分霊したとも伝わる。
同神社の社伝記によると、「光仁帝の宝亀十未年(779年)、信濃国諏訪郡南方刀美神社(現在の長野県諏訪大社)は、阿波国名方郡諏訪大明神を移遷し奉る」(『浦庄村史』)とある。つまり、国譲り交渉で、武御雷神と争った建御名方神の本源地は、阿波国の名方郡諏訪村(旧高足(タカシ)郷)で、長野県の南方刀美神社(諏訪大社)は、記紀の成立後に、阿波から移遷勧請されたことが、神社の記録に遺っていた[1]。
祭神
[編集]境内社
[編集]- 地神社
交通
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 笹田孝至『皇都ヤマトは阿波だった』サンロータス研究所2024年、p.173-185
参考文献
[編集]- 『角川日本地名大辞典 36 徳島県』(1986年 ISBN 4040013603)p.440 【多祁御奈刀弥神社】の項
- 『日本歴史地名大系 37 徳島県の地名 』(2000年 ISBN 4582490379) p.545 【多祁御奈刀弥神社】の項
- 『徳島県百科事典』(1981年 徳島新聞社調査事業局 編)p.588 【多祁御奈刀弥神社】の項