売春婦の権利のための国際委員会

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売春婦の権利のための国際委員会(ばいしゅんふのけんりのためのこくさいいいんかい、International Committee for Prostitutes' Rights、ICPR)は、1970年代半ばに始まったセックスワーカーの権利運動から発足した[1]。ICPRは、全ての売春は強制売春であるというフェミニストの主張に応えて、1985年に売春婦の権利のための世界憲章を採択した。憲章は、「個人の決定から生じる成人による売春の全ての面」の非犯罪化を求めている。憲章はまた、売春婦は「表現の自由、旅行、移民、仕事、結婚、母親になること、失業保険、医療保険、住宅の権利を含む全ての人権自由権」を保証されるべきであると述べている[2][3]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  1. ^ Kempadoo, Kamala; Jo Doezema (1998). Global Sex Workers. Routledge. pp. 19–20. ISBN 9780415918299 
  2. ^ Kempadoo, Kamala; Jo Doezema (1998). Global Sex Workers. Routledge. pp. 37. ISBN 9780415918299 
  3. ^ [1] World Charter for Prostitutes' Rights