国鉄サハ48形電車

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サハ48形は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した電車である。

車体長20m級2扉クロスシートの鋼製三等付随車に与えられた形式で、オリジナルは32系に属するが、後に52系に属する車両が新造、編入された。

  1. 48001~48028 - 1930年(昭和5年)から1931年にかけて増備された横須賀線用の車両。詳細は国鉄32系電車#サハ48形を参照。
  2. 48029 - 1935年(昭和10年)に関西急電用に製造された第1次流電のサハ48形。詳細は国鉄52系電車#第1次車を参照。1963年(昭和38年)に扉を増設され、サハ58000に改番。
  3. 48030,48031 - 1936年(昭和11年)に関西急電用に製造された第2次流電のサハ48形。詳細は国鉄52系電車#第2次車を参照。1963年に扉を増設され、サハ58020、58021に改番。
  4. 48032,48033 - 1937年(昭和12年)に関西急電用に製造された第3次流電のサハ48形。詳細は国鉄52系電車#第3次車を参照。1963年に扉を増設され、サハ58010、58011に改番。
  5. 48034,48035 - 1936年に関西急電用に製造された第2次流電のサロハ66形(66016,66017)を1943年(昭和18年)に格下げしたもの。詳細は国鉄52系電車#第2次車を参照。48035は、1963年に扉を増設され、サハ58050に改番。
  6. 48036 - 1935年に関西急電用に製造された第1次流電のサロハ66形(66020←46018)を1943年に格下げしたもの。詳細は国鉄52系電車#第1次車を参照。1958年(昭和33年)に制御車に改造され、クハ47025に改番。
  7. 48040,48041 - 1963年にサロハ49形(49000,49001)を格下げ改造したもの。詳細は国鉄32系電車#サロハ49形の二等車(サハ48形)化を参照。