吉井小百合

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吉井 小百合
吉井小百合
2008年ワールドカップ(ベルリン)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1984-11-28) 1984年11月28日(39歳)
出身地 長野県
公式サイト Baby's breath(公式ブログ)
獲得メダル
世界スプリント選手権
2010 帯広 総合

吉井 小百合(よしい さゆり、現在の本姓は橋本、1984年11月28日 - )は、元スピードスケート選手[1]。最も得意な種目は500mで、1000mでも力を発揮した。

略歴[編集]

長野県出身。茅野市立泉野小学校茅野市立東部中学校東海大学付属第三高等学校を経て、日本電産サンキョーに所属していた。出身の泉野小学校は校庭に毎冬リンクを作りスケートの授業がある。5歳の頃、姉の影響でスピードスケートを始める。

ワールドカップ(W杯)通算2回優勝。2006年トリノオリンピックでは、500m9位、1000m15位だった[2]

2010年バンクーバーオリンピック、500mでは5位と前大会より順位を上げ入賞を果たしたが、1000mは15位と前回と同じで、1500mは26位と芳しくなかった[3]

2010年5月6日に現役生活からの引退を表明し、日本電産サンキョースケート部コーチに就任。地元茅野市でスケート教室を開くこともある[4]

2011年7月6日出身地の茅野市から「茅野市縄文ふるさと大使」に選らばれる[5]

2012年、誕生日でもある11月28日にブログで結婚と妊娠を報告、ならびに所属する日本電産サンキョーからの退社も発表[6]。同年12月31日にブログで第一子(男子)を出産したことを発表した。

現役時代の課題[編集]

フォームにばらつきがあるため、500mで圧倒的な実力を誇るジェニー・ウォルフドイツ)、実力ナンバー2の王北星中国)、同ナンバー3の李相花韓国)に大きく差をつけられている状態であった。2010年バンクーバーオリンピックではこの3人の後塵を拝する形となり、500mで5位だった(1位は李相花、2位はウォルフ、3位は王北星)。

エピソード[編集]

  • 1ヶ月で増えた体重を1週間で減量したことがある[7]
  • 近所の人に「お仕事何してるの?」と訊かれ、「チョット…」と濁したところ、「モデルか何か?」と言われたことが非常に嬉しかったと言う[7]

脚注[編集]

外部リンク[編集]