南日俊夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
南日俊夫
南日俊夫

南日俊夫(なんにち としお、1921年[1] - 2010年3月17日[2])は、海洋物理学者。

生涯[編集]

「南日三兄弟」と称される南日恒太郎、とし子の10番目の子として生まれる。父を海難事故で失った事をきっかけに海洋学に進み、日本海洋学会の創立に加わった。

橋北中学校水難事件(1955年)の裁判では、学識経験者として、沿岸流(ロングショアカレント)説を陳述した。

家族[編集]

父に英文学者の南日恒太郎、兄弟には、南日凱夫(英文学者)、桜井志郎(参議院議員)がいる。自身は妻昌子との間に一男二女を設けた。

経歴[編集]

著書[編集]

『海の物理学』紀伊国屋新書 、1963年

脚注[編集]

  1. ^ Web NDL Authorities
  2. ^ 海の研究 第19巻第4号