劇場広場 (ヴァイマル)
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ヴァイマル劇場広場(ヴァイマルげきじょうひろば、ドイツ語: Theaterplatz in Weimar)は、ドイツ・テューリンゲン州の文化都市ヴァイマル(ワイマール)の中心的広場で、ヴァイマル国民劇場の前にあり、ゲーテとシラーの像があることでも有名[1]。ヴァイマルの旧市街の歩行者ゾーンの一部であり、全体として指定建造物になっている。
概要
[編集]ヴァイマル劇場広場は、ヴァイマル市の旧市街の南西に位置し、面積は約0.4ヘクタールである。主要部分は長方形で、の南北方向から西へ 22度傾いている。この主要部分に加えて、広場の北側と東側に突き出た部分がある。
北からヴィーラント通りは、東からはツォイクホフが広場へ通じている。 南からはシラー通りとシュッツェンガッセ、西からはディンゲルシュテット通りが通じている。
広場に面して、西側にはヴァイマル国民劇場があり、その前にゲーテとシラーの像がある。北側には新しいゲーテ・デパートが入っている。東側は「ヴァイマル共和国の家」とアンナ・アマーリアのヴァイマル宮殿がある。南側はレストランが多く、女流作家のヨハンナ・ショーペンハウアー (1766-1838) が時折文学サロンを開催した建物(2番地)もある。
1930年頃から広場の北側にヘップリッヒ&カービッシュ百貨店があって、東ドイツ時代にはヘカ(HEKA)と呼ばれていた。ドイツの再統一後には、これはクリストフ・ヴィーラント (1733–1813) の家と共に解体されて、そこにゲーテ・デパートが建設された。
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ゲーテ百貨店 (2019)
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ヴァイマル共和国の家
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ウィッタムパレ宮殿 (2004)