出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
分筆(ぶんぴつ)とは、一筆の土地を数筆の土地に法的に分割することをいう。対義語は合筆。具体的には、土地の所有者が登記所に土地分筆登記を申請することにより行う。
土地が分筆されれば分筆後の土地には新たな地番が付され、新たな登記記録が作成される。また登記所備付の地図又は地図に準ずる図面において、当該分筆によって新たに生じた筆界線が記載される。
「筆(ひつ)」または「一筆(いっぴつ)」とは田畑や宅地などの土地の1つの区画[1][2]。検地帳にその所在・品等・面積・名請人を1行に書き下したことに由来する[2]。
- ^ 広辞苑3版2024頁
- ^ a b 広辞苑6版(DVD-ROM版)