兎園会

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兎園会(とえんかい)とは文政8年(1825年)、曲亭馬琴の呼びかけにより、当時の文人が毎月一回集って、見聞きした珍談・奇談を披露し合った会の名前。

概要[編集]

会は文政8年正月から始まり、同年12月まで、各会回り持ちで行われた。会合に参加したのは正員として12名。客員が他に2名

  • 曲亭馬琴
  • 山崎美成
  • 関思亮
  • 屋代弘賢
  • 西原好和(西原一甫か)
  • 大郷良則
  • 桑山修理
  • 亀屋久右衛門
  • 荻生維則
  • 清水正徳
  • 中井豊民
  • 滝沢興継(琴嶺)

屋代弘賢は「古今要覧塙」の編者として高名な国学者。山崎美成は「海録」の著者として知られているが、この兎園会で馬琴と口論になり絶交したと伝えられる。滝沢琴嶺は馬琴の息子だが不肖で、琴嶺の回は馬琴が代筆したといわれている。内容は珍談奇談、現代でいうオカルトホラー都市伝説、奇人変人から忠義、孝行話など多岐にわたる。 そこで話し合われた話をまとめたものが『兎園小説』である。

関連項目[編集]