京都府道654号井辺平線

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一般府道
京都府道654号標識
京都府道654号井辺平線
路線延長 14.8917 km
制定年 1959年
起点 京都府京丹後市弥栄町井辺
終点 京都府京丹後市丹後町
接続する
主な道路
記法
国道482号
京都府道75号浜丹後線
国道178号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

京都府道654号井辺平線(きょうとふどう654ごう いのべへいせん)は、京都府京丹後市弥栄町井辺から京丹後市丹後町平に至る一般府道である。

概要[編集]

京丹後市北東部にある弥栄町の弥栄地区と野間地区を連絡し、野間地区からは宇川沿いに丹後町宇川地区へ下り、国道178号交点に達する路線である。

路線データ[編集]

歴史[編集]

本路線は、道路法(昭和27年法律第180号)第7条の規定に基づき、一般府道として1959年に京都府が第1次認定した路線のひとつである。その後は起終点や経路の大幅な変更もなく現在に至る。

年表[編集]

路線状況[編集]

弥栄町弥栄地区にはクランク状になっている箇所があり、走行経路には注意を要する[5]。弥栄地区から野間地区へは一部に改良区間が存在[6]している。同地区間には京都府道57号弥栄本庄線が並行しているが、こちらは悪路で通行困難である[7]

また、弥栄町野間地区から終点の丹後町宇川地区へは狭隘区間が連続し、幅員が1車線程度やガードレール未設置の区間もある[8][9]ため、利用の際は注意を要する。

重複区間[編集]

異常気象時通行規制[編集]

弥栄町弥栄地区から野間地区にかけてと、弥栄町野間地区から丹後町宇川地区にかけての2箇所に雨量規制区間が存在する[10]

  • 京丹後市弥栄町黒部 - 京丹後市弥栄町野中(中山)(延長3.0km)
    連続雨量150mmで通行止となる。
  • 京丹後市弥栄町野中(田中 - 川久保)(延長2.8km)
    連続雨量120mmで通行止となる。

なお、規制解除条件は、京都府内の統一基準である1時間あたりの降雨量0mmが4時間継続した場合[11]としている。

地理[編集]

起点からすぐ竹野川を渡り、平野を東へ横断する。峠を越えて野間地区に入ると北に進路を変え、宇川に沿って下り、日本海の河口に程近い丹後町平で国道178号と接続する。

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

沿線[編集]

自然

  • 竹野川
  • 宇川

教育

郵便局

脚注[編集]

出典

  1. ^ 京都府管理道路一覧」京都府。2012年9月1日閲覧。
  2. ^ 京都府・市町村共同 統合型地理情報システム(GIS)」京都府。2012年9月1日閲覧。
  3. ^ 昭和34年京都府告示第858号:『京都府公報』昭和34年12月18日号外、20頁。
  4. ^ 平成6年京都府告示第280号-2:『京都府公報』平成6年号外第31号、8頁。
  5. ^ 府民公募型安心・安全整備事業 163 (PDF) 」京都府丹後広域振興局。2012年9月1日閲覧。
  6. ^ 府民公募型安心・安全整備事業 21 (PDF) 」京都府丹後広域振興局。2012年9月1日閲覧。
  7. ^ 『ツーリングマップル-関西2007』 昭文社、2007年3版7刷、74頁 ISBN 978-4-398-65585-1
  8. ^ 府民公募型安心・安全整備事業 20 (PDF) 」京都府丹後広域振興局。2012年9月1日閲覧。
  9. ^ 府民公募型安心・安全整備事業 536 (PDF) 」京都府丹後広域振興局。2012年9月1日閲覧。
  10. ^ 連続雨量による通行規制基準」京都府。2012年9月1日閲覧。
  11. ^ 主要府道下鴨大津線(通称山中越)に係る異常気象時通行規制基準の改定について」京都市建設局道路河川管理課。2012年9月1日閲覧。

座標

  1. ^ 起点:北緯35度40分55秒 東経135度05分27秒 / 北緯35.681812度 東経135.090895度 / 35.681812; 135.090895
  2. ^ 終点:北緯35度44分51秒 東経135度09分50秒 / 北緯35.747533度 東経135.163904度 / 35.747533; 135.163904

関連項目[編集]

外部リンク[編集]