五家寨鉄道橋

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五家寨鉄道橋
遠景(1911年)
建設中の五家寨鉄道橋

五家寨鉄道橋中国語: 五家寨铁路桥)は雲南省紅河ハニ族イ族自治州屏辺ミャオ族自治県にある昆河線の鉄道橋で、同線を代表する建築物である。1908年に完成した。1径間のトラス橋で、両岸に基礎を置く3ヒンジのトラスにより支えられている。下部のトラスは跳ね橋の両翼に似た形状の2本のトラスを両岸で別々に製作した後、ウィンチを使って2本のトラスを傾けて結合する工法で作られた。下部のトラスの形状から人字橋(中国語: 人字桥)とも呼ばれる。下部のトラスの基礎の間の間隔は55mで、橋げたの長さは67.2mである[1][2][3]

脚注[編集]

  1. ^ The Railway Conquest of the World. Forgotten Books. ISBN 1440059802. pp. 302–304.
  2. ^ Rang-Ri Park-Barjot (2005). La société de construction des Batignolles: Des origines à la première guerre mondiale, 1846-1914. Collection du Centre Roland Mousnier. 24. Presses Paris Sorbonne. ISBN 2840503891. https://books.google.com/books?id=BPCZ4Q4h6pwC&pg=PA146 
  3. ^ Unique Railway Bridge in Indo-china. Popular Mechanics, Nov. 1913. ISSN 0032-4558. pp. 735–36.

座標: 北緯23度13分10秒 東経103度45分19秒 / 北緯23.21944度 東経103.75541度 / 23.21944; 103.75541