二十五日様

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二十五日様(にじゅうごにちさま)は、旧暦1月24日から3日間行われる神津島物忌の風習である。現在では三日目は省略されつつある[要出典]

解説[編集]

竹の先端に稲藁を巻き付け燻す魔除けの「イボジリ」
イボジリ

神事では24日朝から魔除けのイボジリ(竹の先端に稲藁を巻き付け燻す)を80本ほど製作し境内の鳥居や社殿・末社などの戸口にお供えし日没後の闇夜に宮司他の神職が集まり、一同でイボジリをお供えした物忌奈命神社境内各所で拝礼したのち、前浜港の龍神宮前・汀に祭場を築いて拝礼する[要出典]。その後、一同は村内の主要な道祖神を巡拝し解散するが、途中誰かに会わないようにすることと無言を通すこと、振り返らないことを厳格に守らなければならない[要出典]。当日早朝から島民は物忌に入り、仕事はもちろん、外出も控えることとされている[1]。この神事は海からの神迎え(猿田彦神?)の儀式であると考えられ、古くは似た行事が伊豆諸島の他島でも行われたという[要出典]

脚注[編集]

  1. ^ 二十五日様|神津島観光ガイド公式WEB|神津島観光協会運営”. 神津島観光ガイド公式WEB|神津島観光協会運営. 2023年2月14日閲覧。

外部リンク[編集]